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9万円台から買えるのに中身はしっかりゲーミングなLEVELθ

安いのにしっかりゲームプレイできるLEVELθとは? 4Kゲームプレイや実況配信ならLEVEL∞にも注目!

2024年10月16日 11時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

提供: ユニットコム

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LEVELθ、LEVEL∞のゲーミングパソコンの性能をチェック

 では、LEVELθとLEVEL∞のマシンの性能はいかほどか、それぞれをお借りして性能をチェックしてみることにした。

 LEVELθは、Core i5-12400FとGeForce RTX 4060を搭載する「LEVEL-M17M-124F-RLX-BLACK」、LEVEL∞はRyzen 7 7700とGeForce RTX 4070 SUPERを搭載する「LEVEL-M7A6-R77-TT1X」を検証した。主なスペックは以下のとおり。なお、以下ではLEVEL-M17M-124F-RLX-BLACKをLEVELθ、LEVEL-M7A6-R77-TT1XをLEVEL∞とさせていただく。

LEVEL-M17M-124F-RLX-BLACK

LEVEL-M7A6-R77-TT1X

試用機の主なスペック
モデル名 LEVEL-M17M-124F-RLX-BLACK LEVEL-M7A6-R77-TT1X
CPU Core i5-12400F(最大4.4GHz)、6コア/12スレッド Ryzen 7 7700(最大5.3GHz)
CPUクーラー トップフロー空冷クーラー
グラフィックス GeForce RTX 4060 8GB GDDR6 GeForce RTX 4070 SUPER 12GB GDDR6X
メモリー 16GB(8GB×2)、DDR5 32GB(16GB×2)、DDR5 (※)試用機のLEVEL-M7A6-R77-TT1Xは、メモリーを32GBにカスタマイズ
ストレージ 500GB SSD(NVMe対応) 1TB SSD(NVNe対応)
チップセット インテル B760 AMD A620
電源 650W 80PLUS BRONZE 750W 80PLUS BRONZE
OS Windows 11 Home(64bit)
価格 12万9800円 26万8800円

 まずは、パソコンの総合性能をチェックできる「PCMark 10」を計測。結果は総合スコアでLEVELθが7131、LEVEL∞が9164という結果になった。詳細は以下のとおり。

PCMark 10の結果
LEVEL-M17M-124F-RLX-BLACK LEVEL-M7A6-R77-TT1X
Essentials 9435 11537
Productivity 9367 11528
Digital Content Creation(DCC) 11134 15702

とくに注目したいのがDCCの結果だ。戦術では動画編集をしたいならLEVEL∞と書いたが、LEVELθでもDCCのスコアーが1万を超えている。高負荷な動画編集やクリエイティブな作業であればLEVEL∞のほうがいいが、簡単な動画編集であればLEVELθでも快適にこなせるだろう。

 続いて、CPUの性能をチェックできる「CINEBENCH R23」をチェックした。結果は以下のとおりだ。

CINEBENCH R23の結果
LEVEL-M17M-124F-RLX-BLACK LEVEL-M7A6-R77-TT1X
マルチコア 11253pts 18323
シングルコア 1681pts 1907pts

LEVELθの結果

LEVEL∞の結果

 やはり、CPUの性能だとLEVELθとLEVEL∞では差があり、CPU性能が必要なゲームタイトルや動画編集、ゲーム実況では差が出てくるだろう。とくにゲーム実況をするVTuberとして活動したいといった用途だと、Corei5では少々心もとないため、LEVEL∞を選択したほうがいい。とはいえ、LEVELθもそこまで低いスコアーではないので、グラフィック設定を下げてのゲーム実況などはこなせそうだ。

 ストレージ速度を計測するCrystalDiskMarkでは、LEVELθがシーケンシャルリードで6438.80MB/s、リードで3224.61MB/s、LEVEL∞がシーケンシャルリードで6518.78MB/s、リードで5998MB/sという結果になった。シーケンシャルリードではそこまで差がないものの、ライトで結構な差がついた。大きなファイルの書き込み速度で違いがでそうだ。とはいえ、ゲームにおいてはどちらも文句なしに高速なので、LEVELθでもそこの心配はない。

LEVELΘの結果

LEVEL∞の結果

 3Dグラフィック性能を計測する「3DMark」は、「Speed Way」「Port Royal」「Time Spy Extreme」「Time Spy」を計測。結果は以下のとおりだ。

3DMarkの結果

 LEVELθはGeForce RTX 4060、LEVEL∞はGeForce RTX 4070 SUPERなので、結構差が開いた。高負荷なベンチマークほど大きな差がでているので、やはり高解像度でのゲームプレイや、高負荷なタイトルでのフレームレートで差がつきそうだ。

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