最新版「V24.2」リリース、変更データキャプチャ(CDC)の性能も改善
CData Sync、SalesforceへのリバースETL機能でデータソース拡張
CData Software Japanは、2024年8月6日、クラウド・DB データのETL/ELTデータパイプラインツールである「CData Sync」の新バージョン「V24.2」を提供開始した。
同バージョンでは、データベースやSaaSから収集したデータをSalesforceに書き戻す「リバースETL機能」のデータソースを拡張。従来のSnowflakeやSQL Serverに加えて、「PostgreSQL」および「Amazon Aurora PostgreSQL」からも、SalesforceへのリバースETLが可能になった。
加えて、データベースをクエリすることなく差分を抽出する「変更データキャプチャ(CDC)」機能において、初期利用時のパフォーマンスを改善した。CDCの初期同期を柔軟に設定できるようになり、同期先にすでにレプリケーションデータがある場合には、同期を全件スキップする。また、CDCの対象として、マイクロソフトのDynamics 365で使われるデータベース「Dataverse」を追加している。
その他、リトライ処理がチェックボックスのON / OFF で設定できるようになるなど、多数の機能強化を図っている。