最大80%抑えてデータ基盤を構築

早くも日本市場に投入 サイロ化したデータアクセスの課題を解消する「CData Virtuality」 

大谷イビサ 編集●ASCII

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 2024年7月25日、CData Software Japanは企業に分散する業務データを統合するデータ仮想化ソリューション「CData Virtuality」を日本市場にも投入する。2024年4月にCDataが買収したドイツ企業の「Data Virtuality」をCData製品ポートフォリオとしてリブランドし、数か月でCDataが誇る多様なコネクターを製品に統合し、日本での販売を開始する。



 

 CData Virtualityは、データベース、データウェアハウス(DWH)、SaaSなどの業務データに対してワンストップでアクセスできるプラットフォーム。データ仮想化技術により、データをすべて複製することなく、TCO(総所有コスト)や人的リソースコストを含めて最大80%抑えてデータ基盤を構築することができる。SaaS提供でもオンプレミス、ホスティングなど提供環境も問わない。

CData Virtuality

 データクライアントであるBI、AI&MLなどからは、200種類以上の業務データに対してSQLベースのアクセスを実現。また、データ仮想化に加え、データレプリケーション機能(複製、ETL/ELT)を提供し、バイモーダルなデータ基盤として機能する。ビューやカタログの作成・配布、ロールベースアクセスコントロールをはじめ、データカタログ機能、メタデータ管理などエンタープライズ向けの高度なデータガバナンス機能を備えている。

 米CData Softwareは、クラウドデータのコネクティビティソリューションおよびデータ連携ツールのリーディングベンダー。300以上のSaaS、NoSQL やアプリケーションデータに標準接続するドライバーとデータ接続テクノロジーの開発に特化し、各種ツール、クラウドサービス、カスタムアプリケーションからのリアルタイム接続を実現している。

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