RGBも煌びやかに輝く「LEVEL-R67A-LC147KF-VTX [RGB Build]」の性能をチェック
RTX 4080 SUPERでフルHD&WQHD+高FPS、4Kでの堅実プレイが両方選べるハイエンドBTOPC
2024年07月23日 11時00分更新
ユニットコムが展開するゲーミングパソコンブランド「LEVEL∞」(レベル インフィニティ)で、イルミネーションに注力したシリーズ「LEVEL∞ RGB Build」は、RGB LEDファンやRGB LEDテープを駆使した煌びやかさが特徴のゲーミングパソコンだ。
その中の1台となる「LEVEL-R67A-LC147KF-VTX [RGB Build]」(以下、LEVEL-R67A-LC147KF-VTX)は、CPUとGPUにハイエンドパーツをチョイスしてゲーミング性能も追及したモデルとなっている。
前回は、その一番の特徴となるイルミネーションや、ハイエンド構成ならではの拡張性の高さなどに触れてきた。続いてはLEVEL-R67A-LC147KF-VTXのゲーミング性能を明らかにすべく、各種ベンチマークやゲームプレイでのパフォーマンス計測を行っていくことにしよう。今回は前半戦として4種類のテストを実施している。
レビュー機の主なスペック | |
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モデル名 | LEVEL-R67A-LC147KF-VTX [RGB Build] |
CPU | Core i7-14700KF(最大5.6GHz)、20コア(Pコア:8、Eコア:12)/28スレッド |
CPUクーラー | 360mm水冷クーラー |
グラフィックス | GeForce RTX 4080 SUPER GDDR6X 16GB |
メモリー | 16GB(DDR5-4800 8GB×2)※DDR5-4400動作 |
ストレージ | 1TB SSD(M.2接続/NVMe対応) |
内蔵ドライブ | ー |
チップセット | Z790 チップセット |
前面インターフェース | USB 3.0 Type-C×1、USB 3.0 Type-A×2、ヘッドフォン、マイク |
背面インターフェース | USB 3.0 Type-A×4、USB 3.1 Gen2 Type-A×2、USB 3.2 Gen2x2 Type-C×1、USB 3.1 Gen2 Type-C×1、2.5GBASE-T LANポート×1、Wi-Fi 6無線LANアンテナポート、HD Audioコネクター、HDMI×2、DisplayPort×2 |
電源 | 1000W 80PLUS PLATINUM認証 ATX電源 |
サイズ | およそ幅213×奥行474×高さ495mm |
OS | Windows 11 Home(64bit) |
価格 | 43万4800円から |
ハイエンドCPU&ハイエンドGPUのバランス良い組み合わせ
まずはじめに、LEVEL-R67A-LC147KF-VTXに搭載されるCPUとGPUについて簡単に紹介しておこう。
CPUの「Core i7-14700KF」は、インテル第14世代Coreプロセッサーのなかでハイエンド向けに位置するCPUだ。「K付きモデル」と呼ばれ基本動作クロックが高く、オーバークロックにも対応するのが特徴。CPUコア構成は性能重視のPコアが8基、効率重視のEコアが12基搭載された計20コア/28スレッドのハイブリッドアーキテクチャCPUで、最大ブースト動作クロックは5.6GHz。内蔵GPUは非搭載となっている。
昨今のゲームの多くは6コア/12スレッド以上を推奨としており余裕で対応できるほか、多数のEコアは配信アプリなどを同時に動かす用途も力強くサポートしてくれるはずだ。
なおLEVEL-R67A-LC147KF-VTXでは、Core i7-14700KFの電力設定をMTP 253W、PBP 125Wの定格設定で運用している。
GPUの「GeForce RTX 4080 SUPER」もNVIDIA GPUのなかでハイエンド向けに位置するGPU。前身となる「GeForce RTX 4080」のパワーアップモデルで、CUDAコア数、動作クロック、メモリー帯域幅などが強化された。4KゲーミングをターゲットにしたGPUとなっている。ビデオメモリーはGDDR6X 16GBを搭載し、生成AIなどでも十二分に活躍できるGPUだ。
CPU、GPUともに各々のラインナップのNo.2に位置するハイエンドモデルで、このバランスに優れたパーツチョイスがLEVEL-R67A-LC147KF-VTXの強みといえるだろう。
システムメモリーは16GB(DDR5-4800 8GB×2 ※動作はDDR5-4400)を搭載。大多数のゲームで必要十分な容量ではあるものの、ゲーム配信などでゲームと同時にいくつかのアプリを同時実行したり、動画編集などのクリエイティブ系アプリの利用も考えているのであれば、注文時のオプションカスタマイズでのメモリー増量をぜひオススメしたい。LEVEL-R67A-LC147KF-VTXには空きメモリースロットも残っているのであとから増設することも可能だ。