PS5やXbox Series Xにもオススメな「ROG Strix XG27UCS」
今どきのゲーミング環境は4K&160Hz駆動!? ASUSの27型ディスプレーがちょうど良さそう
2024年07月24日 10時00分更新
AIを活用したサポート機能を搭載!?
「Shadow Boost」の項目は、ゲーム中の暗い部分の視認性を高める機能。オフからレベル3まで強度を設定できる。
ASUSによれば、ROG Strix XG27UCSのShadow Boost機能はAIを活用しており、画面上のシーンをリアルタイムで分析することで、明るい部分の露出オーバーを防ぎながら暗部を明るくできるという。
試しにASUSのユーティリティー「Armoury Crate」から設定できる「Aura Wallpaper」で、Shadow Boostのレベルを切り替えて比較してみた。その他の設定はプリセット「RTS/RPG」のままだ。
一部分をアップにしたところだが、影になっている部分は明度が上がっている一方、もともと明るい部分のディテールもあまり失われていない。ゲームの状況次第ではあるが、視認性を上げたい人は試してみてもいいだろう。
その他、“ASCR”という項目は、コンテンツによって明るさを動的に調整するASUSスマートコントラスト比テクノロジーという機能のオン/オフであり、最大100000000:1相当のコントラストになるとのこと。
GamePlusのメニューではゲームのサポート機能を設定可能だ。「十字線」「タイマー」「FPSカウンター」「ディスプレイ整列」の項目がある。
十字線の項目はクロスヘアの表示機能であり、ゲームのUIに関わらず画面の中央で照準をつけやすくなる。なお、この機能についても、AIのサポートによってクロスヘアを調整してターゲットの精度を高めるとのことだ。とはいえ、こうした機能は対戦ゲームでは反則行為とされてしまう場合もあるため、一人用のゲームや練習での使用にとどめたほうが良さそうではある。
また、タイマーはその名の通りタイマー表示機能、FPSカウンターは現在のフレームレートの表示機能となる。ディスプレイ整列の項目は、画面表示の中央位置を調整するものだ。
その他、Display Widget Centerには下記のような設定項目がある。専用アプリだけあってUIがわかりやすいので、今までOSDの操作がわかりにくかったという人も、細かくディスプレーの設定ができそうだ。
映像の美しさと滑らかさを両立できる
これからのゲーミング環境で一つの基準になるスペック
ゲームは解像度が高くなるほど処理も重くなり、フレームレートは出しにくくなる。そのため、FPSなどの特に映像の滑らかさが大事なゲームでは、あえてグラフィック設定や解像度を落として処理を軽くする人もいるほどだ。
しかし、グラフィックに力を入れたRPGなどでは、より高画質の環境でゲームを楽しみたいという人もいるだろう。
昨今はゲーミングPCやゲーム機の性能も上がっており、4K解像度でもゲームによっては100Hzを超えるリフレッシュレートを出せる場面も少なくない。解像度や色味の鮮やかさを備えつつ、滑らかな映像を楽しみたいという人にとって、このROG Strix XG27UCSは大いにアリな選択肢といえるだろう。
ROG Strix XG27UCSの主なスペック | |
---|---|
パネル | 27型IPS(非光沢) |
解像度 (アスペクト比) |
3840×2160ドット(16:9) |
最大表示色 | 約10.7億色 |
最大輝度 | 450cd/m2 |
コントラスト比 | 1000:1 |
視野角 | 178度(水平)/178度(垂直) |
リフレッシュレート | 最大160Hz |
応答速度 | GTG 1ms |
インターフェース | HDMI 2.1、DisplayPort 1.4、USB Type-C、オーディオ出力など |
チルト | -5度~+20度 |
高さ調節 | 120mm |
スイーベル | 左右45度 |
ピボット | 90度 |
スピーカー | - |
サイズ/重量 | 約614.8(W)×218.8(D)× 512.8(H)mm/約6.57Kg |
その他 | AMD FreeSync、DisplayHDR 400、VESAマウント(100×100mm) |
(提供:ASUS JAPAN株式会社)