マウスコンピューター初のChromebookの実用度は高し! サブマシンや普段使いにピッタリなタフネスPC

文●ジャイアン鈴木 編集●ハイサイ比嘉

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USB 3.0 Type-Cは画面出力に対応、外部ディスプレーにつないで大画面で表示できる

 周辺機器などを接続するインターフェースは、USB 3.0 Type-C×2、USB 3.0 Type-A×2、microSDメモリーカードスロット×1、ヘッドホン出力/ヘッドセット端子×1を装備している。USB 3.0 Type-Cは外部ディスプレーに映像出力したり、USB Power Delivery対応充電器やモバイルバッテリーなどから給電が可能。11.6型ディスプレーでは手狭なときは、大型テレビなどに接続して大画面で快適に作業できるわけだ。

左側面にはセキュリティーロックスロット、USB 3.0 Type-A、USB 3.0 Type-C(PowerDelivery/DisplayPort Alt Mode対応)、電源ボタン、ボリュームボタンを用意

右側面にはmicroSDメモリーカードスロット、USB 3.0 Type-C(PowerDelivery/DisplayPort Alt Mode対応)、ヘッドホン出力/ヘッドセット、USB 3.0 Type-Aを配置

USB ACアダプターの仕様は入力100-240V~1.2A、出力5V 3A、9V 3A、15V 3A、20V 2.25A、容量45W

キーボードは一般的なPC同様の日本語78キーを搭載、手書きメモやお絵かきに使えるスタイラスペンも付属

 キーボードは78キーの日本語配列。最上段には、戻る、読み込み、表示切り替え、アプリ切り替え、スクリーンショット、輝度を暗くする、輝度を明るくする、消音、ボリュームを小さくする、ボリュームを大きくする、ロックする……などの機能キーが配置されている。ファンクションキーは存在しないが、スマホ世代にはこれら機能キーのほうが直感的に使いやすいだろう。

キーピッチは約18.7mm、キーストロークは約1.4mm。キーとキーの間にすき間を設けたアイソレーションタイプとなっており、誤入力しにくい

キーボード上部には約500万画素カメラ(オートフォーカス)を用意しており、高画質な動画撮影が可能。一般的な教科書で使われている、10×10mm QRコードの読取にも対応

 スタイラスペンは標準で付属している。このペンは4096段階の筆圧検知と、60度までの傾き検知に対応。手書きメモや簡単な図だけでなく、専用アプリをインストールすれば本格的なイラストを描くのにも活用できる。ペン先は硬めで、滑らかに線を描ける。アナログの筆記具のような感触を得たいのであれば、アンチグレア(非光沢)タイプのディスプレー保護フィルムを貼ることをお勧めする。

ペンは4096段階の筆圧検知と、60度までの傾き検知に対応

スタイラスペンの長さは170mm、径は9.5mm、重量は実測17.59g。筆記具としてちょうどよい重さだ。長時間使用しても疲れにくいはず

ペンホルダーをUSB Type-A端子に装着すると、スタイラスペンを取り付けられる。ここを定位置にすれば、紛失することはないだろう

スタイラスペン充電用ケーブルを使用すると本体から直接充電可能だ

 「GIGAスクール」構想向けマシンならではの装備がハンドル。背面から引き出すだけで、しっかりと握り込んでマシンを持ち運べる。もちろん使わないときにはすぐに収納できる。まだ握力が大きくない子どもたちに重宝する装備といえよう。

本体背面にはハンドルが装備

太めの握り手が用意されているので、長時間持ち運んでも手が痛くなることは少ない