ビジネスPC/スマートフォン/サーバーをまとめて保護する「ESET スモール ビジネス セキュリティ」
数名規模の小さな会社に最適! 丸ごとセキュリティ対策できるソフト
提供: キヤノンマーケティングジャパン
数名規模の小さな会社が「必要最小限」のセキュリティ対策を行うには?
企業をターゲットとしたサイバー攻撃は、その企業規模に関係なく発生する。「会社の規模が小さいからサイバー攻撃の標的にはならないだろう」と考えるのは、「会社の規模が小さいからドアに鍵をかけない」のと同じくらい危険だ。
たとえば警察庁「令和5年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」レポートによると、2023年に被害報告のあったランサムウェア攻撃のうち、中小企業を狙ったものが半数以上(52%)を占めている。加えて言えば、業種についても偏りはなく、被害はあらゆる業種で発生している。
また、企業におけるサイバー攻撃の被害は、一時的な業務システムのダウンと操業停止にとどまらない。取引先や顧客からの信頼を失えば大きなビジネス的損失につながるし、対策が不十分であれば経営者が法的/道義的な責任を問われることもある。
したがって、たとえ従業員が10名以下の小さな会社(SOHO:スモールオフィス/ホームオフィス)であっても、ビジネスにPCやスマートフォン、サーバーを使うならば、セキュリティ対策を取らないのは「ありえない」。
ただし、会社規模が小さいがゆえの悩みもある。「セキュリティ対策の予算が限られている」うえ、「専任のIT/セキュリティ担当者がいないので対策に手間がかけられない」「社員のITリテラシーが低く、自分自身でセキュリティ保護ができない」――そんな悩みだ。
そんな小規模な会社が取るべきサイバーセキュリティ戦略は、「必要最小限で基本的な対策をしっかりととること」である。そこでお勧めできるのが、幅広いセキュリティ対策機能をひとつにまとめた「ESET(イーセット) スモール ビジネス セキュリティ」である。
ESBSの特長1:ウイルス対策から盗難対策、VPNまで、総合的な対策が可能
ESET スモール ビジネス セキュリティ(以下「ESBS」と略す)は、従業員10名以下の会社やオフィス向けに機能をパッケージした、総合セキュリティ対策ソフトだ。
ESBSの特長の1つめは、ESBSひとつを導入するだけで、幅広いセキュリティ対策が実現できる点だ。
まず基本となるウイルス/マルウェア対策は、多様な攻撃タイプに対応して、機械学習など複数の技術を組み合わせた“多層防御”をPC上で行う。これに加えて、未知の不審なファイルはクラウド上の解析環境(LiveGuard)に自動送信し、ふるまい分析などを実行して自動防御を行う仕組みを備える。
さらにESBSでは、ネット詐欺対策(フィッシング対策)、Webバンキング/ブラウジングの保護、不正侵入対策(ファイアウォール)といった、インターネットを悪用する攻撃に対抗する機能も提供される。
外出や出張の際に役立つセキュリティ機能も含まれている。たとえばデータ暗号化(暗号化仮想ドライブ)、デバイスの盗難/紛失対策(アンチセフト)、フリーWi-Fi利用時の通信保護(VPN)、パスワードの一括管理(パスワードマネージャー)といった機能だ。
ESBSの特長2:PCもスマートフォンも、サーバーもまとめて保護できる
特長の2つめは、幅広いビジネスデバイス(マルチOS)への対応だ。
ESBSは、ビジネスPC(Windows、Mac)だけでなく、ビジネス利用の頻度が高いスマートフォン(Android、iOS)にも保護機能を提供する。具体的には、ウイルス/マルウェア対策、Webバンキング保護、ネット詐欺対策(以上はAndroidのみ)、パスワード管理、フリーWi-Fiの通信保護(以上はiOS、Android)といった機能群だ。
さらに、社内に設置されたファイルサーバーや業務サーバー(Windows Server 2016/2019/2022)にも、ウイルス/マルウェア対策機能を提供する(ESET Safe Server)。なおESBSのライセンスでは、デバイスの台数とサーバー台数を別にカウントするので※注、サーバーの保護に追加コストがかからない点もうれしい。
※注:たとえばESBSの5台ライセンスを購入した場合、最大5台のデバイス(PC+スマートフォン)に加えて、最大5台のサーバーを保護対象とすることができる。
ESBSの特長3:手間をかけずシンプルに導入、運用できる
最後の特長が、専門知識を持たない管理者やユーザーであっても簡単に導入し、手間をかけずに使いこなせるシンプルさである。
ESETではその設立当初から「高い検出力」および「低い誤検知率」と同時に、ユーザーの業務を邪魔しない「軽快な動作」も実現することを目指して製品開発を続けてきた。そのポリシーはESBSにおいても貫かれている。
導入や運用管理の操作画面は、ESETの個人向け製品とほぼ同じなので、管理者もユーザーも迷うことは少ないだろう。ビジネスPCにソフトをダウンロードしてインストールし、ライセンスを有効化すれば導入は完了だ。導入と初期設定さえ済ませれば、定期的なソフトウェアアップデートは自動的に行われるので、大きな運用の手間はかからない。
管理者は、クラウドポータルの「ESET HOME」を通じて、会社全体のデバイス保護状況やESBSライセンスの状況がシンプルに確認できる。ライセンスの有効期限が終了した場合は、この画面から更新ライセンスを購入することもできる。
* * *
ESBSは、保護対象とするクライアントデバイス(PC+スマートフォン)が5台までならば2万9800円、10台までならば5万9600円で購入できる(いずれも1年間の税抜価格、更新価格も同様)。
記事中で紹介したとおり、ESBSにはデータ暗号化やVPN、パスワードマネージャーの機能、スマートフォンやサーバーの保護機能までパッケージされている。そうした製品を個別に購入している場合は、ESBSひとつにまとめることでセキュリティコストが削減できるはずだ。
冒頭でも触れたように、現在ではどんな規模の会社であってもセキュリティ対策は「必須」である。従業員10名以下の小規模な会社/オフィスが、必要最小限で基本的な対策をしっかりと行ううえで、ESBSは優れた選択肢と言えるだろう。セキュリティ対策の実施と強化に向けて、ぜひとも導入を検討したい製品だ。
この記事の編集者は以下の記事もオススメしています
-
デジタル
SOHO向け「ESET スモール ビジネス セキュリティ」を抽選で30名にプレゼント -
デジタル
SOHOビジネスに向けて機能を集約した「ESET スモール ビジネス セキュリティ」 -
デジタル
MDRとSOCの違いとは? MDRのポイントを解説 -
デジタル
5月に検出数が増加したWin64/TrojanDropper.Agentの特徴と対策とは -
デジタル
Microsoft 365のメール機能で狙われる脆弱性 有効な対策とは -
デジタル
XDRとMDRを活用した予防重視のアプローチ -
デジタル
IPA「10大脅威」でも注目されるランサムウェア。攻撃に有効なMDRとは? -
デジタル
静かに広がる情報窃取マルウェアに要警戒! 巧妙化するサイバー攻撃の最新動向