背面コネクターのためのビデオカード&PCケース
●TUF Gaming GeForce RTX 4070 Ti SUPER BTF White OC Edition 16GB GDDR6X
実売価格:18万5000円前後
ビデオカードは、同じTUF Gamingシリーズの「TUF Gaming GeForce RTX 4070 Ti SUPER BTF White OC Edition 16GB GDDR6X」を使用。TUF GAMING Z790-BTF WIFIに合わせてか、ホワイトモデルのみの展開になっている。
カードのデザインやスペックは、BTFではない既存の「TUF Gaming GeForce RTX 4070 Ti SUPER 16GB GDDR6X White OC Edition」とほぼ同様だが、Advanced BTFデザインに対応した専用端子の存在により、従来のマザーボードでは使用できない点には注意が必要だ。
違いとなるのは補助電源ケーブル用のコネクターがなく、マザーボード接続用の端子「GRAPHICS CARD HIGH-POWER GOLD FINGER」が搭載されている部分だ。
この端子により、ケーブルがなくても最大600Wの電力を供給できるため、ハイエンドのGPUもすっきりとした見た目で動かせるのだ。
●TUF Gaming GT302 ARGB(ホワイト)
価格:2万4000円前後
続いてはPCケースについて。BTFシリーズのPCケースで新発売されたのは「TUF Gaming GT302 ARGB」「ROG Hyperion GR701 BTF Edition」の2種類だが、既存の「ASUS A21 Case」も背面コネクターに対応する。
中でも今回はTUF Gaming GT302 ARGBを使用した。本機はブラックとホワイトの2色展開となっている。今回、TUF Gamingのパーツはホワイトで統一されているため、ケースもホワイトモデルを採用した。
背面コネクターのマザーボードはその特性上、コネクターの位置にケーブルホールが開いていないと各種ケーブルを接続することができない。そのため、すべてのPCケースで使用できるわけではなく、そこが導入のハードルになっている。
その点、TUF Gaming GT302 ARGBを選べばASUS製のマザーボードにおいては間違いない、というわかりやすさはありがたい。
フロントがメッシュパネルになっており、通気性は申し分ない。140mmのファンをフロントに3基、リアに1基標準搭載しており、エアフローは良好だ。サイドパネルやトップパネルをツールレスで取り外せるため、パーツの組み込みもしやすい。
以上の3製品が、今回使用するBTFシリーズのパーツだ。TUF Gamingは、全体的に白いパーツを揃えており、見た目がすっきりするケーブルレスのデザインと相性がよさそうだ。