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「レッツノート」が本気出してきた! メモリー64GBとCore Ultra搭載でビジネスの快適さ極限まで追求

2024年05月28日 11時00分更新

文● ASCII

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カスタマイズレッツノートFV5利用シーン

 パナソニック コネクトは5月28日、2024年夏シーズンの新製品として「カスタマイズレッツノート」と「レッツノート」の新モデルを発表した。

5G対応モデルと64GBメモリー搭載モデルが
14型のFV5シリーズに用意された意味

カスタマイズレッツノートFV5 2024年夏

 パナソニックのショッピングサイト「パナソニック ストア プラス」で販売されるカスタマイズレッツノートの新モデルには、14型のFV5シリーズの5G通信対応モデルと64GBメモリー搭載モデルが加わった。どちらも、CPUにはvPro対応のインテルCore Ultra 7プロセッサー 165Hを搭載している。

 レッツノートの5G通信対応機は、すでに12.4型のレッツノートSRシリーズ、12.4型2in1モデルのQRシリーズには既存ラインアップとして用意されており、今回はじめて14型のレッツノートにも採用された形。14型のノートPCは、市場ではすでにモバイルPCカテゴリーに分類されるサイズとする見方も強く、FV5シリーズの5G通信対応は、大画面モデルでの外出先での利用用途をフォローアップする製品となっている。

 一方、64GBのメモリーを搭載したモデルは、レッツノートの標榜するビジネス向けノートPC製品としては珍しく、本来であれば4K動画の編集などに向けたクリエイター向けPC製品に採用されるようなスペックだ。しかしながら、多様なレッツノートの顧客層には、自身でクリエイター作業はしなくとも、製品開発に用いられるCADデータや3Dモデルといったデータを高負荷なアプリケーションを利用して閲覧したり、大規模なデータベースやスプレッドシートを扱いたいといったニーズも多く、そうした要望にも快適に応えられる製品をということでラインアップされた。

 販売価格は、5G通信モデルが45万8700円から、64GBメモリー搭載モデルが40万9860円からとなっている。

店頭販売モデルにもCore Ultra搭載モデル

レッツノートFV5シリーズ

 一方、量販店などで売られる店頭販売モデルも、レッツノートFV5シリーズのラインアップを刷新。インテルCore Ultra 7プロセッサー 155H搭載モデルが1機種、インテルCore Ultra 5プロセッサー 125U搭載モデルが2機種(バッテリーサイズとボディカラー違い)用意された。

 その他のスペックは従来機から継承。16GBのメモリー、512GBのストレージを搭載している。

 また、12.4型の2in1モデルであるレッツノートQRシリーズの店頭販売モデルは、CPUがインテル Core i5-1335Uから、Core i7-1360Pに変更になっている。

新モデル共通でバッテリー持続時間が向上
SR/QR同梱のACとアダプターがPD対応に

 そのほかのモデルではスペック上での大きな変更点はないが、液晶モジュールのロジック設計を見直すことにより、すべての製品ラインアップでバッテリー駆動時間が約30%も延長され、従来モデルより、より長くモバイル利用できる仕様になっている。

 さらに、SR/QRシリーズに付属するACアダプターを、従来は別売オプションとして用意されていたUSB Type-C PD対応タイプに変更。アダプター部分のデザインがレッツノートの筐体を模したコンパクトタイプになり、重量も従来品と比べて44g軽量化されるなど、本体と一緒に持ち歩くのにより便利になった。

レッツノート用PD対応ACアダプター

新たにSR/QRシリーズに同梱採用されたUSB PDの対応のACアダプター。アダプター部分がレッツノートの筐体を模したデザインになっていてかわいい

 パナソニック ストア プラスのカスタマイズレッツノート は、2024年5月28日11 時より受注開始、6月18 日より発売。また、個人店頭向けモデルは、6月14日から順次発売される。

 新モデルの発売に合わせ、パナソニック ストア プラスでは、先着購入特典プレゼントやクイズキャンペーンなど、各種発売記念キャンペーンを実施。詳細は、キャンペーンサイトで確認してほしい。

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