「iiyama LEVEL-R779-LC147KF-TTX [LED]」でゲームベンチをチェック
RTX 4070 SUPER搭載BTOPCの実力をチェック、WQHDなら超快適ゲームプレイ!
2024年05月02日 11時00分更新
ユニットコムが販売する「iiyama LEVEL-R779-LC147KF-TTX [LED]」(以下、LEVEL-R779-LC147KF-TTX)は、Core i7-14700KFとGeForce RTX 4070 SUPER 12GB GDDR6Xを搭載するゲーミングパソコンだ。製品名に[LED]と書かれているとおり、LEDファンを複数搭載していて、煌びやかに光らせることができるのも特徴となっている。
なお、外観や主な魅力などについてはコチラの記事を参照してほしい。今回は、LEVEL-R779-LC147KF-TTXで各種ゲーム系のベンチマークを計測し、どれくらいの性能をもっているのかチェックしてみた。
試用機の主なスペック | |
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モデル名 | iiyama LEVEL-R779-LC147KF-TTX [LED] |
CPU | Core i7-14700KF(3.4GHz、ブースト時最大5.6GHz)、20コア/28スレッド |
CPUクーラー | 360mm水冷CPUクーラー |
グラフィックス | GeForce RTX 4070 SUPER、GDDR6X 12GB |
メモリー | 16GB(DDR5-4800 8GB×2) |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
チップセット | インテル Z790 チップセット |
内蔵ドライブ | ー |
インターフェース(前面) | USB 3.0 Type-A×2、ヘッドフォン、マイク |
インターフェース(背面) | USB 3.2 Type-C×1、USB 3.0 Type-A×4、USB 2.0 Type-A×2、7.1ch HD Audio端子、S/DPIF出力、2.5GBASE-T LANポート、HDMI×1、DisplayPort×3 |
通信規格 | 有線LAN(2.5GBASE-T) |
内部拡張ベイ | 3.5/2.5インチ兼用内蔵ベイ×2、2.5インチ内蔵ベイ×2、スリム型光学式ドライブ用外部ベイ×1 |
電源 | 800W 80PLUS GOLD認証 ATX電源 |
サイズ | およそ幅220×奥行493×高さ465mm(最大突起物除く) |
OS | Windows 11 Home(64bit) |
価格 | 31万9800円から |
WQHDなら設定気にせず超快適プレイ!
4Kなら設定の調整が必要かも
まずは、「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」から。本ベンチは、7月2日に発売予定のFFXIVの最新拡張パッケージ「黄金のレガシー」に合わせて更新されたもの。黄金のレガシーではグラフィックスアップデートを予定しているので、パソコンの必要・推奨動作環境も引き上げられる予定だ。そのため、FFXIVをプレイしている人にとっては、要チェックなベンチマークとなるだろう。
ただ、ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマークは、ベンチマークに付属しているキャラクターメイキングシステムが、従来の「新生エオルゼア」に合わせて環境を設定したものになっているだけでなく、テクスチャを高解像度化したり特殊な処理を加えたりするのにあたって、ベンチマークソフトへの導入もれ項目も存在しているようだ。そのため、今後差し替えがアナウンスされているが、今回計測したベンチマークは、差し替え前のバージョンとなっている。
今回は、3840×2160ドット(4K)、2560×1440ドット(WQHD)、1920×1080ドット(フルHD)に変更しつつ計測。設定は最高品質、フルスクリーンで実施した。結果は、4Kが10076(快適)、WQHDが20665(非常に快適)、フルHDが26712(非常に快適)となった。
レポートをみてみると、4K解像度ではフレームレートの平均が71.18038fps、最小が42fpsと、最小フレームレートが気になる結果となったが、WQHDとフルHDでは最小が82fpsとなっているので、WQHDとフルHDでは最高設定でも快適にプレイできそうだ。4Kは、平均は60fps以上となっているので、より快適にプレイしたいという人は、設定を少し下げるといいだろう。
続いて計測したのは、「スカル アンド ボーンズ」のゲーム内ベンチマーク。クオリティープリセットは最高のまま、こちらも4K、WQHD、フルHDで計測した。
こちらも、最小フレームレートがWQHDだと59fps、フルHDだと61fpsなので、最高の設定のまま存分に快適に遊べるだろう。4Kのみ最小が45fpsと少し低めなので、4Kで遊びたいときは少し設定を下げるといい。
最後に、「HELLDIVERS 2」のフレームレートを「CapFrameX」で計測した。チュートリアルのマップを周回した際のフレームレートを計測している。結果は以下の通り。
HELLDIVERS 2もやはり、WQHDであれば設定を気にせず快適にプレイできるが、4Kだと少し設定を考慮しないといけないなといった感じだった。
以上のように、LEVEL-R779-LC147KF-TTXはフルHDやWQHDのディスプレーと組み合わせてゲームをプレイする場合は、設定を気にせず超快適にプレイできるということがわかった。4K解像度においては、タイトル・設定次第になりそうだ。高負荷タイトルでも、WQHDで超快適にプレイできる性能は、素晴らしいと感じる。
LEVEL-R779-LC147KF-TTXの価格は、31万9800円から。フルHD以上のディスプレーと組み合わせて快適なゲームライフをおくりたいという人は、チェックしてみてはいかがだろうか。※現在は後継機種の「LEVEL-R779-LC147KF-TT1X」となっている。