Core i7-14700KF搭載「LEVEL-R779-LC147KF-TTX」をチェック
性能・コスパで考える、超快適ゲーミングに最適なRTX 4070 SUPERのBTOゲーミングPCがコチラ!
2024年04月04日 11時00分更新
拡張性、メンテナンス性にすぐれた広いケース内部
続いてLEVEL-R779-LC147KF-TTXのケース内部を確認していこう。サイドガラスからケース内部は常に丸見えだが、サイドガラス上部の2か所のローレットネジを外すとサイドガラスを外してケース内部へアクセスできるようになっている。
ケース内部のレイアウトは筐体下側に電源シュラウドを持つ標準的なミドルタワーケースといったもので、ケーブル裏配線にもしっかり対応。ケース内部は十二分なクリアランスが確保されており、最大長380mmのビデオカードや高さ166mmまでのCPUクーラーに対応する。広いケース内はそれだけでメンテナンス性のよさにも直結しているといえるだろう。
CPUクーラーにはLEVEL-R779-LC147KF-TTXの大きな特徴のひとつである360mm水冷CPUクーラーを採用しており、3基の120mmLEDケースファンと共に巨大な360mmラジエーターがフロントパネル裏面に鎮座していた。
ケース内部のエアフローにも触れておくと、空気の流れは前面吸気→天面&背面排気というオーソドックスなもので、前面と同じ120mmLEDケースファンを天面と背面に計3基搭載して吸排気のバランスを揃えている。
水冷CPUクーラーと並んでケース内で目立つパーツのビデオカードにはMSI製のGeForce RTX 4070 SUPER搭載ビデオカードが採用されていた。ツインファンタイプの比較的コンパクトなビデオカードだ。
マザーボードは「インテル Z790 チップセット」を搭載するMSI製ATXマザーボードで、システムメモリーは「DDR5 SDRAM」を使用。マザーボード上のM.2ソケットは2基で、標準構成では1基が空いている状態になっている。空いているソケットにも最初からSSD用ヒートシンクが備え付けられているようなので、ここはうれしいポイントだ。
LEVEL-R779-LC147KF-TTXのストレージ構成についてもう少し触れていくと、2.5インチベイや3.5インチベイはマザーボード裏面側のケーブル裏配線エリアからアクセスする。電源シュラウド部分に3.5/2.5インチ兼用トレーを備えたベイが2基用意され、マザーボードベース裏面側には2基のマウント型2.5インチベイが備わっているので、最大で3.5インチHDD×2基と2.5インチSSD×2基を同時に内蔵することが可能だ。
なお、今回お借りした試用機には電源ユニットとして80PLUS GOLD認証の850W電源が搭載されていたのだが、製品仕様によると電源ユニットは80PLUS GOLD認証の800W電源と記されていた。実際の製品と少々違うことになるが、今回のパーツ構成であれば800Wでも全然余裕の範疇で問題はないだろう。