現場の“めんどくさい”を解消、チャットを介してsalesforceの操作が可能な「amptalk assist」
Salesforceの商談記録をAIアシスタントに丸投げ、amptalkが記録支援ツールβ版
2024年02月20日 10時00分更新
amptalkは、2024年2月20日、Microsoft Teamsチャットを通じたSalesforceのデータ入力・検索を可能とする商談記録支援ツール「amptalk assist」のβ版を同日より提供開始することを発表した。
現在、多くの営業組織が、Salesforceをはじめとする顧客管理システムを導入してDXに取り組んでいるものの、現場の営業担当は外回りや商談で忙しく、デスクワークの時間も限られ、システムへのデータ入力が負担になっているという。さらに、時間が経過してのデータの入力は、精度が粗くなり、データを基にした意思決定や業務改善にも影響するとamptalkは指摘する。
amptalk assistは、秘書に依頼するかのようにMicrosoft Teamsチャットを介した自然言語での対話で、Salesforceのデータ入力・検索を行なうことができるサービス。ChatGPTを活用して自然言語をSOQL(Salesforce Object Query Language)に書き換え、amptalk独自のアルゴリズムで最適化することで、Teamsチャットからのsalesforceの操作を可能にしている。
本サービスにより、商談帰りの電車移動などの隙間時間にスマートフォンで簡単なメモを投げるだけで、AIチャットが該当する商談を探して記録を入力してくれたり、AIチャットとの対話から商談状況や営業データを把握できたりする。
amptalk assistは、1アカウントにつき月額1900円(税別)にて提供、最低アカウント数は50から。現時点での連携ツールは、SalesforceとMicrosoft Teamsで、今後Slackへの対応も予定している。
amptalkは、IP電話やウェブ会議システムと連携して電話・商談内容を記録・書き起こし・解析する「amptalk analysis」も提供しており、日々の商談データを資産に変え、顧客接点から得られるデータを基にした営業DXの推進に取り組んでいる。