簡単設置でDIY感覚で構築できる「漏水検知IoT開発キット」販売開始

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 ソラコムは2月7日、アットマークテクノとエイブリックと共同で開発した「漏水検知IoT開発キット」の販売を開始した。

 開発キットはエイブリックの簡単に設置可能な無線式「バッテリレス漏水センサ」とアットマークテクノの省電力IoTゲートウェイ「Armadillo-IoTゲートウェイ A6E」のセットで、さらにソラコムの「SORACOM IoT SIM」、ダッシュボード作成・共有サービス「SORACOM Lagoon」などのプラットフォームサービスにも連携し、サーバーやアプリケーションを準備することなく利用を始めることができる。

 ソラコムでは同社が運営する「IoT DIYレシピ」ウェブサイトで本キットを活用した開発手順書「IoTで漏水を検知」を無料で公開し、手順書を活用することで利用者自身でメール通知やPCやタブレットでの表示など、現場に合ったシステムをDIY感覚で構築できる。また、さらにUSBカメラや信号灯の追加接続も可能という。

 バッテリレス漏水センサは既設の工場やオフィスビルなどへの後付けが可能で、大掛かりな工事な不要。わずかな漏水でも検知が可能なため、システムで常時監視することにより早期発見につながり、大事に至る前に対処することが可能となるほか、省人化を進めることができる。

 特定地域向けIoT SIM(plan-D)およびデータ収集・蓄積サービス「SORACOM Harvest」、ダッシュボード作成・共有サービス「SORACOM Lagoon」は別途ソラコムと契約が必要。開発キットはチップワンストップが販売し、通常価格9万200円のところ、台数限定(20セット)でおよそ20%オフとなる7万2160円で販売中。

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