ユニットコムのBTOパソコンブランド「iiyama PC」。さまざまな利用スタイルに向けた「STYLE∞」から、ゲーミング向け「LEVEL∞」、クリエイター向け「SENSE∞」、ビジネスシーンに特化した「SOLUTION∞」、ディープラーニング専用の「DEEP∞」まで、さまざまなスタイルのパソコンをラインアップしている。
筐体も、ノートパソコンから、容量わずか1.92リットとなる超小型パソコン、拡張性とサイズのバランスがとれたミニタワーパソコン、ミドルタワーパソコンなど、充実しているのがiiyama PCの魅力の1つ。そんな中、クリエイター向けミニタワーパソコン「iiyama SENSE∞M-Class」の筐体が一新された。
これまではフロントに光学式ドライブを備えた昔ながらのデザインだったが、シンプルなフラットデザインを採用しつつ、最大280mmサイズのビデオカードや、最大4基の120mmファン、240mmサイズラジエーター採用の水冷CPUクーラーが搭載可能と、ミニタワーながら高い拡張性が備わっているのがポイント。これにより、これまでの筐体よりも高スペックなビデオカードと、CPUを搭載することが可能になったわけだ。
ケースのサイズは、およそ幅215×奥行401×高さ347mmのミニタワーサイズ。フルタワー、ミドルタワーと比べて机の上にも設置しやすいほか、フロント上部にUSB 3.0が2基あるので、机下に置いてもよく着脱する周辺機器が接続しやすい。底面から吸気し、トップとリアから排熱する垂直エアフローのため、ケースの下や天板の上に物を置くことは、避けたほうがいいだろう。
また長く使いたいパソコンで大事なメンテナンス面も容易で、トップとボトムに備わっているダストフィルターは簡単に着脱可能になっているほか、サイドパネルもネジ1本で開けることができる。