第355回 SORACOM公式ブログ

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四国のIoT事例や学生のチャレンジまで、IoTのコミュニティ「SORACOM UG」四国 in 丸亀 参加レポート

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 本記事はソラコムが提供する「SORACOM公式ブログ」に掲載された「四国のIoT事例や学生のチャレンジまで、IoTのコミュニティ「SORACOM UG」四国 in 丸亀 参加レポート」を再編集したものです。

こんにちは。三度の飯よりラーメンが好きな(そしてもちろんうどんも大好きな)ソリューションアーキテクト(SA)の井出(ニックネーム:takao)です 。ラーメンを中心に麺類全般を愛しています。

SORACOM UG四国 勉強会 in 丸亀が2023年12月16日に開催されました。SORACOM UG 四国の開催は2023年3月24日に高松で開催されたGPSトラッカーの回以来の約9ヶ月ぶりの開催です。

ソラコムからも松下(ニックネーム:max)とtakaoが参加してきましたので当日の様子を報告します!

SORACOM UG 四国in丸亀 開催!

SORACOM UG 四国は、四国にいらっしゃる方を中心としてSORACOMを活用したりIoTに興味のある有志が集まるコミュニティで、ソラコムはUG開催のお手伝いをしております。
SORACOM UGの魅力についてはこちらのブログもご覧ください。

今回は「IoT・AI事例をLTで!」というテーマで、ハンズオン無しの全てLTの勉強会でした。

開催場所はJR丸亀駅から徒歩10分、丸亀市役所に隣接する丸亀市市民交流活動センター マルタスの多目的ホールをお借りして開催されました。マルタスには会議室の他に、スターバックスコーヒー・オープンラウンジ・学習スペースが設置されていて集中モードで作業や学習をするために最適な空間となっていました。

マルタス1階のオープンラウンジでコーヒーを傍らにLT資料を仕上げる登壇者たち
(奥から、及川さん、max、takao)

UG四国運営の野口さんによるオープニング

当日は瀬戸大橋を通る電車が運休となるほどの強風の中、徳島・高知など香川県外からの参加者もあり、参加者総勢15名となりました。

四国・IoTというキーワードで普段出会えないような色々なバックグラウンドの方とお話できるのがUGの大きな魅力ですね。

まずはmaxのセッションから!

最初のセッションはmaxより2023年のソラコムアップデートの振り返り&生成AIとの付き合い方をテーマにしたプレゼンでした。

トップバッターのmax

前半はIoTとSORACOMの関係、後半は最近話題の技術キーワード「生成AI」の解説やこれからの使い方を紹介しています。資料もご覧いただくことができます。

資料:

IoTとは?SORACOM アップデート 2023 & 生成AIとの付き合い方 – Speaker Deck

LTタイム

LT1 AWS Academyを使って授業やってみた!(及川さん)

LTは5本で、1本目は丸亀市内にある四国職業能力開発大学校の先生をやっている及川さんによる、「AWS Academyを授業で使ってみた」です。及川さんの学生さん達は2年次でAWSを使った実践的なIoTシステム作りをやっているそうです。イマドキは学校の授業でも普通にAWSを使っちゃう時代なんですね。

及川さんによるLT

LT2 AIとお話デバイスを作った話(takao)

2本目は私takaoによる、「AIとおはなしデバイスを作った話」です。これはSORACOM Discoveryのプロトタイピングコーナーで作ったデバイスに話しかけるとChatGPTから返事が返ってくるデバイスの中身のご紹介でした。時間が押し気味だったためここでのライブデモはカットして忘年会会場へ持ち越しになりました。

作ったデバイスを持ってLTをする俺(takao)

LT3 木質ペレット燃料残量検知システム運用開始5年目!
IoTが現場をどう変えたのか、今一度振り返ってみる(すさみさん)

3本目はすさみさんによる、「木質ペレット残量検知システム運用開始5年目! 通知機能をアップデートしてみた」ということでこれまでSORACOM Harvest Data+Lagoonで運用していたモニタリングの仕組みを、SORACOM Funk+AWS Lambdaなどのサービスを使ってLINE通知などを行う仕組みに実装する仕組みにアップデートしたお話でした。すさみさんは今までAWSを使ったことはなかったそうなのですが、ChatGPTに相談しながら実装を進めていくことで無事AWSデビューできたそうです! おめでとうございます!

すさみさんによるLT

LT4 LT(Lightning Talk)のドキドキ感を共有しながら 応援してくれるBotを作ってみた!(yoyoさん)

4本目はyoyoさんによる、「LT(Lightning Talk)のドキドキ感を共有しながら応援してくれるBotを作ってみた!」です。段ボールに入れた機材とともに会場入りし、取り出したデバイスたちを机の上にセットアップして、パトライトを光らせながら耳たぶにケーブル付きのクリップを装着した状態で、これまでのLTを聞いていたyoyoさん。満を持して種明かしのLTが始まりました。機材の正体は耳たぶで心拍数を計測することで緊張の度合いをリアルタイムに可視化して応援してくれるマシンでした!

機材の物理的な制約により座位でLTをするyoyoさん

資料:https://speakerdeck.com/scbc1167/lt-lightning-talk-nodokidokigan-wogong-you-sinagara-ying-yuan-sitekurerubotwozuo-tutemita

LT5 通園バスにおける幼児の置き去り防止システムの製作(井上さん、森本さん)

アンカーを務めるのは、井上さんと森本さん(お二人は及川さんが担当する学生さんです)。当日はなんと学校での授業が終わった後に会場に駆けつけるというハードスケジュール。内容は幼稚園バスの置き去りという大きな社会問題に対するソリューション。どのような手法であればより確実に置き去りをなくせるかという検討の上で立案した手法を実現するために、タッチパネルやRFIDなどを組み合わせたデバイスを制作しました。

クロージング

楽しいLTの時間はあっというまに過ぎて、気づいたら会場を借りられる時間ギリギリになっていました。慌ただしく撤収作業をしつつ、最後はみんなで仲良く集合写真を撮りました。みなさまお疲れさまでした!

集合写真はもちろん「Sマーク」で!

運営の野口さん、そして参加された皆さん本当にありがとうございました!! 四国エリアのみなさんと直接お話できる機会は貴重ですし、今回は作成した実物のデバイスを持ってきていた人が多かったので個人的にもテンションが上がりました!

次回の SORACOM UG 四国の開催は2024年5月18日(土)高松で開催予定とのことです。詳細が決まりましたらSORACOM UGのconnpassページで告知されるかと思いますので、見逃さないためにも登録していただくのがオススメです!!

マルタスを出ると外は暗くなっていたのですが、丸亀城のライトアップがとても綺麗でした。

余談

丸亀滞在中にいただいたおうどん。

左から順番に、麺処綿谷さんのスペシャルぶっかけ、長田in香の香さんの釜揚げうどん、喰うかいの牛すじうどん。たいへんおいしくいただきました。

骨付鳥は食べ逃したのでまた次回・・・

― ソラコム 井出(takao)

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