2023年の今年、丸の内のケーキ屋さんで販売されるクリスマスケーキを徹底調査。編集部もりちゃんがショップへの取材で、そのこだわりを聞いてきました。ぜひ、クリスマスケーキ選びの参考にしてください!
ダロワイヨのクリスマスケーキ
今回はJR東京駅改札内のグランスタ東京にて催事出店中の「ダロワイヨ」の「Suicaのペンギン オペラ」。すでに予約完売中ですので、予約を逃した方はぜひ12月21日からの当日販売を狙ってみて。
ダロワイヨは1802年に創業した、フランスを代表するガストロノミーの1つ。「Suicaのペンギン オペラ」にも使用されている、何層にも重なった四角いガトーショコラ、オペラケーキは、なんとダロワイヨ発祥のケーキなんです。そんなオペラを可愛さ100%で食べられる「Suicaのペンギン オペラ」についてお話をお伺いしました。
ダロワイヨ発祥のオペラをクリスマス特別仕様で食べられる!
今回話を伺ったのは株式会社ダロワイヨジャポンの営業本部長兼マーケティング部長の永井さん。都内某所にあるオフィスへお伺いしました。
──今年のクリスマスケーキのこだわりを教えて下さい
今回の催事をきっかけに初めてSuicaのペンギンのクリスマスケーキを作りました。普段ダロワイヨで販売しているオペラに、大きくSuicaのペンギンの顔をデコレーションして、クリスマスらしく帽子をかぶったデザインです。当日販売でも販売しますが、数量限定のため、お早めの時間がおすすめです。
──インパクトがあって立体感のあるデザインですよね
アイデア時点で、小さいSuicaのペンギンをたくさんあしらったものなど、たくさんのデザイン案がありましたが、最終的にこちらの大きくお顔をデザインしたものに決まりました。顔のパーツを切り取って、手作業で組み立てています。お顔ももちろん全部食べられますよ。背景に緑のグラッサージュを敷くことでカラフルに。ちょうど緑の背景と赤のサンタ帽でクリスマス感も感じていただけるのではないでしょうか。
──オペラへのこだわりはありますか?
オペラはダロワイヨ発祥のフランスを代表するスイーツということで、変わらないレシピで作り続けています。異なるのはオペラの高さ。フランスでは2.5cmなのですが、日本人の口のサイズに合わせて、ケーキ部分の高さを2cmにしています。コーヒー風味のバタークリーム、ガナッシュ、ビスキュイ・ジョコンド、グラッサージュの7層が重なっており、それを一口で味わえるというのがこだわりです。1層ずつ丁寧に作られたオペラは、濃厚ですが、甘さを抑えて、食べやす味わいになっています。
日本から広がったコラボの輪
外箱は高級感のある作りになっていて、蓋を開けるとまるで額縁のよう…! シンプルにオペラが入っているのも素敵ですが、イラストがあると特別感が増すように見えますね。このようにオペラにイラストをほどこしたりコラボを行っていたのは、世界にあるダロワイヨのうち、かつては日本だけだったそうなんですが、それが本店のあるフランスにも影響を与えたそうです!
──これまでにもオペラに装飾されることはあったんですか?
何度かキャラクターとコラボして商品を作ったことがあります。これまでフランス本国のダロワイヨではコラボすることはなく、日本独自に行っていました。どれも人気でしたが、あるフランスのブランドと日本でコラボした後、フランスでも、そのブランドとコラボをされていました。お互いにフランスのブランドですが、日本でのコラボがきっかけとなったのは嬉しかったですね。
会社の同僚と食べたいケーキ
ケーキのサイズは縦11cm、横11.5cmとホールケーキの4号サイズほどの大きさ。2〜4人で食べるのにちょうど良いサイズです。「Suicaのペンギン オペラ」はかわいい外見ながらも、歴史ある美味しさをいただけるので、味にうるさい先輩も、かわいいもの好きな後輩も大満足間違いなし!ということで、会社の同僚と集まって食べたら盛り上がりそうですね。
クリスマスケーキ概要
■Suicaのペンギン オペラ
サイズ:縦11cm、横11.5cm
価格:¥3,888(税込)
販売店舗:ダロワイヨ(グランスタ東京/B1改札内 銀の鈴エリア プレシャススイーツA 期間限定ショップ)
当日販売:12月21日(木)〜25日(月)
※数量限定
文 / もりちゃん(LoveWalker編集部)
鹿児島出身。
ソロ活女子。旅行が趣味でそこで出会う美味しい料理やお酒が好き。