このページの本文へ

有機EL画面付きのゲームパッド、ROG Raikiri Proは買いか?従来機と比較

2023年12月09日 11時00分更新

文● ジサトラユージ 編集● ASCII

提供: ASUS JAPAN株式会社

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

背面ボタンは4つに増加
トリガーの深さ調節機能も搭載

有機EL画面付きのゲームパッド、ROG Raikiri Proは買いか?従来機と比較

ROG Raikiri Pro(左)とROG Raikiri(右)の背面の比較。背面ボタンの数が異なる

 背面も見てみよう。ROG Raikiri Proでは、背面ボタンを4つ搭載している。通常のROG Raikiriだと2つだったので、より拡張性が高まったと言えるだろう。

 背面ボタンのマッピングは、Armoury Crateを使って設定できる。ここに設定できるのは、方向パッドの上/下/左/右、左右のスティック押し込み(RSB/LSB)、RB/LB、A/B/X/Yの各ボタンだ。

有機EL画面付きのゲームパッド、ROG Raikiri Proは買いか?従来機と比較

4つの背面ボタンそれぞれに機能を設定可能。コントローラー上にあるボタンを割り当てる形だ

 また、ROG Raikiri Proではアナログスティックの感度をArmoury Crateで設定できるのだが、この背面ボタンを押すことで設定した別の感度に切り替えることもできる。マウスで言うDPI切り替えボタンのような使い方だ。もちろん、背面ボタンを無効に設定することも可能となっている。

有機EL画面付きのゲームパッド、ROG Raikiri Proは買いか?従来機と比較

Armoury Crateでスティックの感度やデッドゾーンなどを設定可能

有機EL画面付きのゲームパッド、ROG Raikiri Proは買いか?従来機と比較

背面ボタンをスティック感度の変更ボタンに設定することもできる

 また、ROG Raikiriで搭載していた左右トリガーの深さ調節機能も引き続き採用している。各トリガー付近にあるスライダーを動かすことで、RTおよびLTの動作を変更可能だ。

 それぞれ「フル・トリガーモード」と「ショート・トリガーモード」があり、フル・トリガーは深く確かな押し心地を感じられる一方、ショート・トリガーは浅いポイントでストップするので、連打しやすい。

 左右それぞれでフル・トリガー/ショート・トリガーを選べるので、右だけトリガーを浅くするといったこともできる。

有機EL画面付きのゲームパッド、ROG Raikiri Proは買いか?従来機と比較
有機EL画面付きのゲームパッド、ROG Raikiri Proは買いか?従来機と比較

左がフル・トリガーモード、右がショート・トリガーモード。押し込める深さが異なる

 なお、こらは物理的に押し込み可能な距離を切り替えるものだが、Armoury Crateを使うことで、トリガーが反応する深さも設定することが可能だ。「フル・トリガーモードで深いストロークを確保しながら作動点は浅く」といった設定にもできる。

有機EL画面付きのゲームパッド、ROG Raikiri Proは買いか?従来機と比較

トリガーの作動点を自分好みの深さに設定できる

 そのほか、コントローラーの手前側に搭載された3.5mmジャックも通常のROG Raikiriから変わりはない。本製品はESS製のDACを内蔵しているため、ヘッドフォンなどを装着することでコントローラーからオーディオを出力可能だ。ミュートボタンも搭載しているため、手元でミュートの切り替えもできる。

 ただし、ROG Raikiri Proの3.5mmジャックからオーディオ出力するには、有線で接続しなければならないという点は注意が必要だ。

有機EL画面付きのゲームパッド、ROG Raikiri Proは買いか?従来機と比較

手前側に3.5mmジャックを搭載。イヤフォンやヘッドフォンなどを接続できる

カテゴリートップへ