富士通クライアントコンピューティングは11月14日、冬モデルの新型PCを5機種発表した。
新機種には「FMVコントローラー」アプリがインストールされており、スマートフォンを使い、文字入力や動画リモコン、PowerPointプレゼンのリモコンが可能となる。また、ふくまろにChatGPTでの会話機能も搭載する。ともに、既存モデルにもアップデートで提供予定だ。
新デザインの24型ディスプレー一体型PC
FH77/H3
FH60/H3
FH77と60は24型のディスプレー一体型PCで、従来モデルより設置幅が52mm狭くなり、上部の奥行きが21mmに薄型化している。ボディーカラーはFH77はブラック、FH60はホワイトだ。
FH77/H3はCPUにインテルCore i7-1260Pを、FH60/H3ではAMD Ryzen 5 7530Uを搭載。メインメモリーはF77が16GB、F60が8GB搭載で、ともに最高32GBまで搭載できる。SSDはともに512GB内蔵する。
ディスプレーは23.8インチのスーパーファイン低反射液晶でFHD1920×1080ドット。光学ドライブはスーパーマルチでDVD±R DL(2層)書き込み対応を内蔵。
インターフェースはUSB 3.2 Gen2のTtpe-C、同Type-A×2、USB 3.2 Gen1のType-A、SDカードスロット、有線LAN、オーディオジャック、HDMIの出力端子に加え、入力端子も備える。27型のFH90/H2と異なり、テレビチューナーは搭載しない。
サイズは544×189×395mmで、重さは6.2kg。静音キーボードと静音マウスが付属し、予想価格はFH77が24万円、FH60が21万円で11月16日発売となる。
富士通ショッピングサイトの「WEB MART」ではWF1/H3、WFB/H3として14日から受注開始、11月中旬から提供開始となる。ストレージとしてHDDを追加できるほか、光学ドライブをBlu-rayに変更などが可能だ。
光学ドライブ搭載の15型ノートPC
AH50/H3
AH50は従来モデルにWi Fi 6EとDolby Atomosを搭載した15型ノートPCの強化モデルだ。ボディーカラーはファインシルバー、メタリックブルー、ブライトブラックの3色だ。
CPUはAMD Ryzen 7 5700U、メインメモリーは16GB搭載でSSDは256GB内蔵。光学ドライブはスーパーマルチでDVD±R DL(2層)書き込み対応を内蔵する。
ディスプレーは15.6インチのスーパーファイン液晶のFHDで1920×180ドット。
インターフェースはUSB 3.2 Gen2のType-C、USB 3.2 Gen1のType-A×2、SDカードスロット、有線LAN、オーディオジャック、HDMI出力端子を備える。
サイズは360×235.5×25mmで重量は1.7kgで、バッテリー駆動時間は12.7時間。
予想価格は17万円で11月16日発売。富士通ショッピングサイトの「WEB MART」ではWAB/H3として14日から受注開始、11月中旬から提供開始となる。メインメモリー32GB、SSD1TB、Blu-rayドライブなどが選択できる。
機能強化された13型モバイルノートPC
CH75/H3
CH75 は13型モバイルノートで、従来のG3から、メインメモリーを8から16GBに、SSDを256GBから512GBに強化し、バッテリー駆動時間は19.8時間から26.1時間に伸びた。ボディーカラーはベージュゴールド、クラウドブルー、モカブラウンの3色。
CPUはCore i5-1235Uで、ディスプレーは13.3インチで16:10比率の1920×1200ドット・スーパーファイン液晶を搭載。
インターフェースはThunderbolt4×2にUSB 3.2 Gen1のType-A、HDMI出力端子、オーディオ端子を搭載。
サイズは298×210×17.5mmで、重量は998g。予想価格は20万円で11月16日発売。富士通ショッピングサイトの「WEB MART」ではWC1/H3として14日から受注開始、11月中旬から提供開始となる。SSDを最高2TBまで選択できる。
WindowsタブレットPC
STYLISTIC WQ2/H3
WEB MART限定モデルで、10.1インチディスプレーを搭載したWindowsタブレットPCだ。
CPUはインテルCeleron N5100、8GBメモリ、256GBフラッシュメモリ、スーパーマルチドライブ(外付けUSB接続)などが選択できる。
こちらも14日から受注開始、11月中旬から提供開始となる。