アップルは10月25日、「watchOS 10.1」の配信を開始した。OSの容量は486MB(Apple Watch Series 6の場合)。
watchOS 10.1の目玉は、S9 SiPを搭載した「Apple Watch Series 9」および「Apple Watch Ultra 2」向けの新機能「ダブルタップジェスチャー」だ。本機能では文字盤やボタン類に触れずにスマートスタックを開いたり、電話やメッセージへの応答、音楽やPodcastなどの再生コントロール、iPhoneのカメラのリモートシャッターなどの機能を利用できる。
ダブルタップジェスチャーはApple Watchのディスプレイが明るい時にのみ動作するよう設計されており、バッテリーの消耗を最小限に抑えるという。ジェスチャーの詳細な設定は、iPhoneの「Watch」アプリから可能だ。
同機能以外にも、watchOS 10.1ではバグ修正などが含まれている。OS自体の対応機種は「Apple Watch Series 4」以降。アップデートにはiOS 17以降がインストールされた「iPhone Xs」以降のiPhoneが必要となる。