アップルは、Apple Pencilの新モデルを発表。11月上旬に販売を開始する。USB-C端子を備えたすべてのiPadで利用可能。
第10世代iPadユーザーにはうれしいUSB-C端子のApple Pencil
筆圧検知は非対応も基本機能はしっかり搭載
最新モデルのiPadユーザーに朗報! 現行の第10世代iPadでは、端子がUSB-Cに移行されたにも関わらず、Apple PencilはLightning対応の第1世代でのサポートだったので、充電やペアリングの際は変換コネクタ+ケーブルの組み合わせが必要と、若干微妙な状況が発生していた。
それに対して、新Apple Pencilは本体のキャップ部をスライドさせると、USB-C端子が現われるため、充電はケーブルのみでOKになった。また、マグネットも内蔵されているため、対応iPadであれば、端末の側面に取り付けることも可能。
一方、この新Apple Pencilの価格は1万2880円と、廉価版的な位置付けで(第1世代は1万4880円、第2世代1万9880円)、第1世代/第2世代のすべての機能をサポートしているわけではないので注意が必要。
具体的には、ローレイテンシでの手書き機能、傾き検知はサポートしているが、筆圧検知には非対応。また、マグネットは内蔵するが、ワイヤレスでのペアリングや充電は非対応。iPad Proでのホバー機能は対応するが、ダブルタップは無し。また無料の名前刻印サービスも用意されていない。