ソラコム、ウェブサービスやスマートフォンアプリのユーザー認証で使える多要素認証サービスを提供開始
ソラコムは9月28日より、ウェブサービスやスマートフォンアプリのユーザー認証で使える、多要素認証サービス「Soracom Cloud MFA」を提供開始している。
本サービスは携帯電話番号にワンタイムの認証コードを送信し、多要素認証を実現するもの。認証コードの生成・送信、さらにはユーザーが入力した認証コードの検証までワンストップでサービスとして提供する。現時点では、認証コードの送信はNTTドコモ、au、SoftBank、楽天モバイルの国内4キャリアのSMSに対応しており、今後音声を用いた送信など、機能拡張を予定しているとのこと。
認証コードの送信回数や認証のリトライ回数、認証コードの桁数なども用途に応じて設定変更でき、SMS本文のカスタマイズが可能。開発者向けのユーザードキュメントとともにAPIで提供され、既存のシステムに本サービスを少ないソースコードで統合し、ウェブアプリケーションやスマートフォンアプリにSMSを用いた多要素認証を追加可能となっている。
利用料金は、認証料金として1認証あたり5.5円。別途、認証コード送信のためのSMSの利用にあたっては「Soracom Cloud SMS Delivery」の料金3万3000円／月額が発生する。