FIXER Tech Blog - Power Platform
FIXER cloud.config Tech Blog
Dataverseでオートナンバー列の値をリセットする方法
2023年09月14日 11時30分更新
本記事はFIXERが提供する「cloud.config Tech Blog」に掲載された「Dataverseでオートナンバー列の値を初期化する方法」を再編集したものです。
こんにちは、あおいです。シミ取りレーザー治療を終えたので、次はクマ取り治療をする予定です。自己投資は大事。
さて、SQL Serverのテーブルで自動採番の値を初期値にリセットすることってありますよね。これ、実はDataverseでも出来ます。とは言え、意外と知られていないんですよね。
そこで、今回はテーブル内のレコードを全て削除後、再びレコードを追加した際に、オートナンバー列の値が初期値から始まる方法について紹介したいと思います。
まず、オートナンバー列を含んだテーブルを用意します。
適当なデータを数件追加すると、指定したフォーマットで連番が振られています。
テーブル内のレコードを全て削除後、再びレコードを追加しても連番は初期化されていません。
列の編集で[データの種類]から[オートナンバー]を選択します。
[保存]をクリックします。
再度、テーブル内のレコードを全て削除後、再びレコードを追加すると連番の値が初期化されています。
今回はDataverseでオートナンバー列の値を初期化する方法について紹介させていただきました。本記事が少しでも読者の皆様のお役に立てれば幸いです。
あおい/FIXER
「初心者の方にも分かりやすく」をモットーにブログ執筆。
執筆書籍
『Microsoft Power Platformローコード開発[活用]入門 - 現場で使える業務アプリのレシピ集』
『Microsoft Power Appsローコード開発[実践]入門 - ノンプログラマーにやさしいアプリ開発の手引きとリファレンス』
『Microsoft Power BI[実践]入門 - BI初心者でもすぐできる!リアルタイム分析・可視化の手引きとリファレンス』
この連載の記事
-
TECH
Power BI Tips - 任意の順番で並び替える方法 -
TECH
Power AppsのUser().FullNameで取得した苗字/名前が逆になる問題の解決方法 -
TECH
手書きのイラストがアプリになる!? Power Appsのエクスプレスデザインを試してみた! -
TECH
Power QueryでExcelの複数ファイルを一括で整形して結合する方法 -
TECH
Power Queryでシート名が異なるデータを結合する方法 -
TECH
Power QueryでExcelのセル内改行データを縦に分割する方法 -
TECH
Power Queryで設定しておきたい便利なオプション設定 -
TECH
MCP受験料が無料に! 今年も「Microsoft Learn Cloud Skills Challenge」開幕! -
TECH
AI Builderの使用容量「クレジット」についてのまとめ -
TECH
Power Queryでフォルダ内から最新ファイルのデータを取得する方法 -
TECH
Power Queryの「重複行の削除」で下の行(最新行)を残す簡単な方法 - この連載の一覧へ