スマートウォッチとしての標準機能はフル装備
HUAWEI WATCH FIT Special Editionは、文字盤デザインのカスタマイズを楽しめることも魅力。10種類のデザインがプリセットされていて、それで十分と思う人もいるでしょうが、「HUAWEI Health」から有料で入手できるデザインも含めると、1万種類以上から選べるとのこと。なお、筆者は試していませんが、Androidスマホとペアリングした場合は、自分が着ている服などを撮影して、服の色や柄に合った文字盤デザインを生成する機能も楽しめます。
個人的に「いいなぁ」と思ったのは、常時点灯機能。これを有効にすると、画面が真っ暗にはならず、文字盤デザインを生かしたままで、黒地に最低限の情報が表示されるようになります。
明るさの自動調節機能はありませんが、50〜60%程度の明るさに設定していて不便を感じることはありませんでした。22時〜翌日9時の間に自動で明るさが低減させる設定にもできます。
通知は、日本でよく使われるアプリでは「LINE」「Gmail」「X(旧Twitter)」「Messenger(Facebook)」「メッセージ」などが個別の有効設定が可能。その他のアプリは一括して有効にする仕組み。なので、iPhoneの「メール」「リマインダー」など、スマホでの通知を有効にしているが、ウォッチでは無効にしたいといったアプリがある場合は不便を感じるかもしれません。
スマートウォッチでは標準といえる、天気予報、タイマー、アラーム、スマホを探す、といった機能はもれなく搭載。スマホで再生中の音楽もコントロールでき、スマホのカメラのリモートシャッターとしても使えます(iPhoneのみ)。