8月30日(水)は「スーパーブルームーン」が見られる貴重な夜。スーパームーンは、月が地球に最も接近する位置(近地点)での満月のことを指しますが、その月の2回目の満月が一致する時は、ブルームーンと呼ばれ、比較的まれな現象とされています。
ただ、いざ撮影しようとしてiPhoneのカメラを向けても、ただの白い光になってしまいますよね。そこで標準のカメラを使って、超簡単に月の表面まで撮影する方法をお伝えします。使用したのはなるべく近くで撮影できる、望遠カメラを搭載したiPhone 13 Proです。手順は以下の通り。
1、iPhoneの「設定」→「カメラ」→「ビデオ設定」で「4K/60 fps」(高効率)を選択
2、カメラアプリを起動し「ビデオ」モードにする
3、月にカメラを向け、最大限ズームする
4、月をタップし、画面に出てきた「明るさ」の設定バーをそのまま指をスライドして下げていく
5、月の表面が見えたら動画撮影を開始し、画面に出てきた白い撮影ボタンをタップする(横画面の場合は右上、縦画面の場合は右下)
6、アルバムで写真を確認
注※望遠カメラが搭載されていないiPhoneでは、思うような結果が得られない可能性があります。場合により三脚を使用したり、ISO設定値などが細かく設定できるカメラアプリをご使用してください。
ちなみにビデオ設定を4K高解像度のままにしておくと、ストレージ容量が圧迫されてしまうため、撮影が終わったら元の画質へと変更しておくことをオススメします。
なかなか見ることのできないスーパーブルームーン。8月31日0時54分に近地点を通過して地球に最も近づき、約10時間後の10時36分に満月となります。撮影できるかどうかは環境にもよりますが、帰り道に、お手持ちのiPhoneでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。