アップルは8月8日、同社の日本法人が40周年を迎えたことを発表した。
同社が日本法人を設立した1983年は、米国での創業から7年目。同年1月には同社初のGUI採用製品となる「Lisa」が発売されたほか、4月には「このまま一生、砂糖水を売り続ける気なのか?」という口説き文句で引き抜かれたという逸話をもつジョン・スカリー氏がCEOに就任。現在のMacへと続く初代「Macintosh」の発売を翌年に控えたタイミングだった。
ティム・クックCEOは40周年にあたり、「アップルでは、日本のものづくりの匠の技とデザインの持つ付加価値、そしてより良い世界を作るために日本の人々がたゆまぬ努力を続けていることについて話し合っています。日本を代表する最高のクリエイター、学生、リーダー、そしてアプリ開発者たちが作る活気あるコミュニティの一員であることを光栄に思い、記念すべき40周年を共に祝うことができて、とても誇りに思います」とコメントしている。
同社の日本法人は設立以降、名称や企業形態を変更しており、2023年8月時点では「Apple Japan 合同会社」となっている。