FIXERは7月10日、三重県桑名市と「ChatGPTを活用したAI行政サービス実証事業に関する連携協定書」を締結したと発表した。7月18日より実証実験を開始する。
生成AI関連サービスに関わる自治体と同社連携協定の締結は、三重県伊賀市に続いて2例目となる。同協定のもと、FIXERと桑名市はChatGPTを活用した行政サービスの高度化事業に共同で取り組み、同市の市民サービスの向上を目指す。サービスはFIXERが開発・提供するAzure OpenAI Serviceを活用した行政・企業向け生成型AIサービス 「GaiXer(ガイザー)」上に構築し、GaiXerを利用することでChatGPTの課題として指摘される内部情報や利用者のプライバシーを適切に保護し、安心して利用できる環境を提供。
FIXERは2015年から三重県に事業所や開発センターを展開し、三重県内の自治体にクラウド・AIを活用したデジタルトランスフォーメーションを提案し、新たなサービスの開発や人材育成などに取り組んでいる。