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Power AppsキャンバスアプリのボタンからWindows設定画面を開く方法

2023年06月07日 09時00分更新

文● ソネハラ/FIXER

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 本記事はFIXERが提供する「cloud.config Tech Blog」に掲載された「Power Apps キャンバスアプリのボタンからWindows設定画面を開く方法」を再編集したものです。

 こんにちは、ソネハラです。

 暖かくなってきて、少しずつ夏に近づいてきましたね。

 今回は…

Power AppsのキャンバスアプリからWindows設定画面(サウンド設定やディスプレイ設定等)を開く方法

 について書いていきます。

 デモアプリを作成したので、どんな動作になるか実際にやってみます。

 赤枠で囲った「サウンド設定ボタン」を押下すると…

 Windowsのサウンド設定画面がポップアップ表示されました。

 この機能はLaunch関数URLスキーマを合わせることで簡単に実装することができます。

Launch関数とは?

 Power AppsのLaunch関数は、指定したURLのウェブページを開いたり、別のPower Appsアプリを開いたりすることのできる関数です。

 他にも、URLスキームというものを指定することで、今回のようにWindows設定画面を開いたり、デスクトップアプリを開いたりすることができます。

URLスキームとは?

 URLスキームは、URLの先頭「http://」や「ftp://」のことで、アプリのスキームを指定することで、そのアプリを起動できる仕組みがあります。

 iPhoneではブラウザーで「music://」と入力すると音楽アプリが起動したり、「maps://」と入力すると地図アプリが起動したりします。


 Windows設定画面のURLスキームをLaunch関数に指定し、ボタンのOnSelectプロパティに書くことで、今回のデモアプリのような動作を実装できます。

 例えば「Windowsのユーザー情報画面」を表示させたい場合、URLスキームは「ms-settings:yourinfo」なので下記のような書き方になります。

 その他のWindows設定画面URLスキームは、下記のサイトに分かりやすくまとめられているのでご紹介します。

Windows 10の『設定』を開くコマンドms-settings:URLスキーム一覧リスト - QWERTY.WORK

 その他にもURLスキームを指定すれば、マップアプリやフォトアプリなどWindowsにデフォルトで搭載されているアプリを開くことができます。

 Launch関数は他にも多様な使い方がある便利な関数なので、気になった方はぜひ詳しく調べてみてください。

 過去に、Launch関数に関する記事がありましたので、こちらも合わせてご覧ください!

PowerAppsのキャンバスアプリを外部リンクから開く【アプリtoアプリ編】#PowerPlatformリレー | cloud.config Tech Blog (cloud-config.jp)

ソネハラ/FIXER
2023年2月にPowerPlatformアシスタントとしてアルバイト入社しました。
食べ物にハマると1週間ずっとそれしか食べなくなります。そのせいで毎日3食を豆腐だけで過ごし、倒れたことがあります。

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