ファーウェイ・ジャパンが5月24日に新製品発表会を開催。フラッグシップのスマートウォッチを含む全6製品を発表した。発表会の後には、いち早く実機を試せるタッチ&トライも開催された。新製品の特徴を、ファーストインプレッションを含めて紹介する。
昨今はスポーツ&ヘルスケア分野に注力
発表会の冒頭には、ファーウェイデバイス日本・韓国リージョン プレジデントの楊 涛(ヤン・タオ)氏が登壇。ファーウェイの近年の事業展開について説明した。その中で、特にヘルス&フィットネスの領域での研究開発に力を入れていることがアピールされた。
水深100mで使える「HUAWEI WATCH Ultimate」
新製品として最初に紹介されたのは「HUAWEI WATCH Ultimate」。デザイン、性能、機能のあらゆる面で、従来のHUAWEI WATCHを上回る「新たなフラッグシップ」とのこと。5月26日発売で、市場想定価格は13万5080円。
文字盤には1.5インチの有機ELディスプレイを搭載。サファイヤガラスで保護され、フレームにはスマートウォッチでは初の「非晶質ジルコニウム合金」というリキッドメタルを使用。背面パネルとべセルにはセラミック、クラウンにはチタン合金を用いるなど、高級感と堅牢性を両立させている。
機能面では水深100mの防水性能を備え、ダイビングモードを搭載していることが特徴。ダイビングデータを自動で継続的にモニタリングするほか、ブザーやバイブなどでアラートを通知する安全機能も備えている。
新たに「エクスペディション(探検)モード」も追加された。デュアルバンドの位置情報システムによって現在地を一定時間おきに測位し、道に迷った場合には、これまでの経路を戻るルートバックのナビゲーションを利用可能。さらに、暗い場所で見やすい画面表示に切り替えることもできる。
心拍数、血中酸素レベル、睡眠、ストレス値などの自動モニタリングができ、ワークアウト計測は100種類以上のスポーツに対応。通常使用で約14日間持続するロングバッテリーも魅力だ。