オリックスは5月16日、ビジネス書類の電子保管サービス「PATPOST」を提供開始した。
PATPOSTは独自のAI-OCR技術によって高い精度で文字をテキストデータに変換し、クラウド上のストレージに書類を保管できるサービス。保管機能に加え、請求書や見積書、領収書などのさまざまなビジネス書類をシステム上にアップロードするだけで取引先や取引金額、取引日などの項目を自動でデータ化。社内のみならず、税理士とのシームレスかつ効率的な情報の共有・管理を実現できるとしている。
料金は1IDあたり月額980円から利用可能。2024年1月に施行予定の改正電帳簿保存法の対応に必要な書類の仕分けから保管までの作業時間削減を期待できるほか、10月の消費税インボイス制度などによる書類の電子化対応などに必要な国税庁指定のシステム要件を満たしている。また、将来的には国税庁のデータベースなど外部サービスとのAPI連携も展開する予定。
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