ヌーラボの「Backlog」、経済産業省大臣官房DX室で活用されて1000名を超えるプロジェクトの管理に貢献
ヌーラボは4月5日、同社が提供しているプロジェクト管理・タスク管理ツール「Backlog」が、経済産業省大臣官房デジタル・トランスフォーメーション室(以下:DX室)で活用され、導入当初の10倍の規模である1000名を超えるプロジェクトの管理に貢献していると発表した。
政府は、2025年末までに民間から行政への申請にともなう手続きを、すべてオンライン化する方針を定めている。その方針を実現するべく、DX室と複数部署、その他ベンダーが連携し、事業者向けの行政手続きのオンライン化に関わるプロジェクトを推進している。
2018年7月の部署立ち上げ当初に、各ベンダーから送られてくるフォーマットの異なる情報を効率的に共有するため、Backlogを標準ツールとして導入。Backlog導入当初は、7プロジェクト100人体制だったが、現在は70~80プロジェクト、ユーザーはおよそ10倍増の1000人体制で使用しているという。
Backlog導入の効果としては、タスクを軸に会話が進むため、情報整理や検索に費やす時間も劇的に減り、事務作業の時間が3分の1まで減少したこと、タスクに紐づいた「状態」の最新情報が可視化され、データの散逸・多重管理を防止することでリアルタイムでの情報共有の実現したことをあげている。
そのほかにもBacklogにレビューや修正点に関する課題を立て、どのタスクに“誰がいつ”発言したかのログが残ることで、対面の打ち合わせを必要最小限に抑えることに貢献しているとしている。