ウェブ会議サービスを提供するZOOMは3月14日、「Zoom」のクライアントアプリに複数の脆弱性があることを発表した。
すべてのOSで最新版アプリへのアップデートを
発表された脆弱性は以下の5件(CVEベースでは6件)で、そのうち2件は深刻度「高」となる。
- Windowsクライアント向けZoomでの情報開示(深刻度:中)
- Zoomクライアントでのサービス拒否(深刻度:中)
- Zoom for Windowsインストーラーのローカル権限昇格(深刻度:高)
- macOSインストーラー向けのZoomでのローカル権限昇格(深刻度:中)
- ZoomクライアントでのSMBの不適切な信頼境界の実装(深刻度:高)
異なるOS間に共通する脆弱性もあるため、Android、iOS、Linux、macOS、WindowsでZoomを利用するすべてのユーザーに対して、最新版アプリへのアップデートが推奨されている。
なお、3月17日16時時点の最新版はバージョン5.13.11だ。