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現役大学生の声から生まれた1台、1日の授業をバッテリー駆動で乗り切れる

14型ノートPC「STYLE-14FH120-i5-UCFXM」で始める快適な学生生活

2023年03月24日 11時00分更新

文● 貝塚 編集●ASCII

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iiyama STYLE-14FH120-i5-UCFXM [Windows 11 Home]

iiyamaブランドの14型ノートパソコン「STYLE-14FH120-i5-UCFXM」をレビュー

 iiyamaブランドの「STYLE-14FH120-i5-UCFXM [Windows 11 Home](以下、STYLE-14FH120-i5-UCFXM)」は、14型(1920×1080ドット)ディスプレーを搭載したノートパソコンだ。

 主なスペックはWindows 11 Home(64bit)、Core i5-1235U(4.40GHz)、8GBメモリー(DDR4)、500GB SSD(NVMe/M.2接続)などとなっている。

 本モデルを、2回に分けて紹介したい。1回目の今回は、主な特徴と外観を中心に見ていこう。

試用機の主なスペック
製品名 STYLE-14FH120-i5-UCFXM [Windows 11 Home]
CPU Core i5-1235U(最大4.40GHz)、10コア(Pコア:2、Eコア:8)/12スレッド
グラフィックス インテル UHD グラフィックス
メモリー 8GB
ストレージ 500GB SSD(M.2接続/NVMe対応)
ディスプレー 14型(1920×1080ドット)、ノングレア
内蔵ドライブ
通信規格 無線LAN(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.0
インターフェース USB3.0、USB 3.1、Thunderbolt 4(Type-C)、ヘッドフォン出力/マイク入力、HDMI出力、microSDカードスロット
バッテリー持続時間 約9.7時間(※JEITA測定法Ver.2.0準拠)
内蔵カメラ 200万画素Webカメラ
サイズ/重量 およそ幅322×奥行218×高さ19.6mm(ゴム足含む)/約0.93kg(バッテリー含む)
標準保証 4年間
OS Windows 11 Home(64bit)

現役大学生の声から生まれたモデル

艶消しのブラックを基調としたシンプルな外観

 STYLE-14FH120-i5-UCFXMは、現役大学生からの声を反映した生まれた「iiyamaキャンパスPC」に位置付けられるモデルだ。どのような点が学生生活に適しているのか?

 まずはスペックの面から考えてみよう。搭載するCore i5-1235Uは、処理性能と省電力性能を両立したインテル第12世代のCoreプロセッサーで、最大バッテリー駆動時間も公称9.7時間と優良。1コマ90分の授業に、5コマ出席し、そのすべての授業でこのノートパソコンを使うとすると、合計使用時間は450分、7.5時間となる。待機中の自然放電、ディスプレー輝度を上げることによるバッテリー消耗を加味すると、おそらくちょうど1日分の作業でバッテリーを使い切る程度の駆動時間になると思う。

 またSSDにNVMe/M.2規格を採用している点にも注目したい。学生生活でのレポート作成は、何度も修正したり、保存し直したり、書き出しし直したりするもの。データ保存時や読み出し時の速さは、学生生活をスムーズにサポートしてくれるはずだ。

背面もiiyamaロゴのみとシンプル

 外観は艶消しのブラックを基調としており、シンプル。トップカバー部もiiyamaロゴのみを配置し、直線的でシックだ。今日では学生の使うパソコンのデザインを指摘する教授はほとんどいない気もするが、このデザインなら、どのようなクラス、ゼミに出ても悪く目立つことはない。

キーボードはごく標準的な配列で、クリック一体型のトラックパッドを採用

 キーボードはごく標準的なJIS配列で、癖がない。トラックパッドは左右クリック一体型で、やや広めのものを採用している。学生時代の先を見据えると、入社する企業によってはパソコンは支給され、しかも指定できなかったり、いくつかの選択肢から選ぶというケースも多いだろう。

 そう考えたときに、癖の少ない標準的なJISレイアウトに慣れておけば、そこを基準として様々なタイプのキーボードに対応しやすいと思う。

ウェブカメラは、ベゼル上部に目立たないように配置

 スペック、外観ともに「おしゃれ」や「尖った」よりは「シック」や「標準的」に寄ったモデルだが、そんな中にも、野暮ったさや、重さが出ないようにする工夫が見られる。

 例えば、ベゼルの細さなどは、そういった意図を感じられる部分だ。狭ベゼルもごく一般的になったが、スタンダードモデルやエントリーモデルでは、今でもベゼル部分が太めのデザインがしばしば見られる。

 STYLE-14FH120-i5-UCFXMのベゼルはそれ自体が売りになるほどの極細というわけじゃないが、主張は少なめ。14型のディスプレーを搭載しつつ、およそ幅322×奥行218×高さ19.6mmというサイズに収まっており、携帯性も良好だ。

右側面にヘッドフォン出力/マイク入力(3.5mmミニジャック)×1、USB 3.0端子×1、microSDリーダーを搭載

 インターフェースとしては、右側面にヘッドフォン出力/マイク入力(3.5mmミニジャック)×1、USB 3.0端子×1、microSDスロットを、左側面にUSB 3.1端子×1、Thunderbolt 4(UEB Type-C)端子×1、HDMI端子×1を搭載している。

左側面にUSB 3.1端子×1、Thunderbolt 4(UEB Type-C)端子×1、HDMI端子×1を搭載

 モバイルを想定したスタンダードなノートパソコンとしては充実している方で、マイクや外付けのストレージなど、複数の周辺機器を接続したい人にも向いた仕様である。microSDスロットを搭載しているので、スマートフォンやタブレットなどで撮影した画像を、物理的に素早く移せるのもメリット。

 まとめれば、学生生活や社会人生活でのレポート作成や表計算に余裕で対応できるスペックを持ちながら、12万9800円と、比較的抑えられた価格が特徴で、外観面、仕様面は、どのような環境でも使いやすく仕上げているのが、このSTYLE-14FH120-i5-UCFXMであると評価できる。

 次回は、STYLE-14FH120-i5-UCFXMの購入に適したユーザー像を、より詳細に考えてみる予定だ。

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