アップルは、Apple TVアプリケーションで視聴できる「メジャーリーグサッカー(以降、MLS)」のサブスクリプションサービス「MLS Season Pass」の提供を2月1日から開始する。
2023年シーズンの開幕は2月25日(日本時間2月26日)だが、開幕に先立ち本日からMLSの幅広い無料コンテンツを楽しむことができる。Apple TVアプリで利用できるMLS Season Passの大きな特徴は、メジャーリーグサッカーのレギュラーシーズンの全試合、ポストシーズン全試合、リーグカップをすべて放送停止なしでライブ配信することだ。
いつものApple TVアプリでMLS全試合をライブ配信
MLS Season Passのサブスクリプションを登録することにより、ユーザーはiPhone、iPad、MacBookやApple TVをはじめとするアップル製デバイス、スマートテレビ、ストリーミングデバイス、セットトップボックス、ゲームコンソールといったデバイスでApple TVアプリやブラウザーからアクセスし、MLSの全試合を楽しむことができる。
最初の1ヵ月間は、Apple TVアプリで無料視聴できる試合を含め、MLSの2023年シーズンの全日程を見ることができる。無料視聴できる試合は、シーズンを通して定期的に追加される予定という。
MLS Season Passの視聴は、これまでApple TVアプリで映画やドラマなどを選んで視聴していた手順とほぼ変わらない。最新OSにアップデートしたiPhone、iPad、Apple TVのApple TVアプリには、「My Sports」セクションが新しく加わり、ユーザーがお気に入りのクラブ、チーム、リーグをフォローすることで、次の試合前に通知を受け取ったり、リアルタイムでスコアを追うことができる。
さらにフォローしているクラブなどのパーソナライズされた情報を、Apple Newsからリアルタイムのスポーツニュースとして受け取ることも可能だ。また、Siriに質問することで、スケジュール、スコア、順位表、クラブの登録選手名簿、選手データなど、MLSに関連するさまざまなことをいつでも知ることができる。
Apple TV+のサブスク登録者は
MLS Season Passのサブスク金額がお得
アップルのエコシステムに、うまく溶け込んだ仕組みになっているMLS Season Pass。すでにApple TV+のサブスクに登録しているユーザーは、よりお得となる。
Apple TVアプリ経由でMLS Season Passのサブスクに登録する場合、シーズン中に月額2300円、または1シーズン1万5000円。Apple TV+のサブスク登録者は、月額2000円、1シーズン1万2000円でMLS Season Passのサブスクを登録できる。なお、MLS Season Passのサブスクは、各フルシーズンチケットのアカウントに含まれる。さらにファミリー共有を利用することで、最大6人の家族が自分のApple IDとパスワードを使ってサブスクリプションを共有できる。
なお、MLS Season Passのサブスクを利用するには、iOS 16.2以降、iPadOS 16.2以降、tvOS 16.2以降、およびmacOS Venturaにアップデートする必要がある。英語、スペイン語、またはフランス語(利用可能な場合)に対応しているが、現時点では日本語字幕の提供予定はないという。