PS5や高性能PCとの組み合わせに最適なハイエンド液晶

4K&144Hz、HDMI 2.1 VRR対応の27型ディスプレーがFUNAIから登場

2023年01月18日 13時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

「FGM-27F750」

 船井電機は1月17日、FUNAIブランドのゲーミングディスプレーの新モデルとして、4K解像度でリフレッシュレート144Hzに対応する27型「FGM-27F750」を発表した。価格は12万9800円で、全国のヤマダホールディングスグループ店舗およびヤマダウェブコムにて、2月上旬に発売予定。またこれに先立って1月18日よりヤマダウェブコムにて予約受付も開始する。

細めのスタンドを採用

簡単に組み立てられるのも特徴

スタンドにはケーブルをとおしてスッキリさせることができる

4K&144Hz対応でHDR 10
HDMI 2.1 VRRも

4K解像度で144Hzのリフレッシュレートに対応

 FGM-27F750は、前述のとおり4K解像度でリフレッシュレート144Hzのディスプレーを採用。加えて、HDR 10にも対応しているので、引き締まった黒で明暗をくっきりと表示した、リアルなコントラストの映像を再現できるとしている。Fast IPSパネルを採用しているので、高リフレッシュレートながら広視野角も実現。ゲームプレイや映画鑑賞だけでなく、仕事にもしっかりつかえるディスプレーといっていいだろう。

4辺とも狭額ベゼルを採用している

 さらには、PlayStation 5が対応したことで話題になったHDMI 2.1 VRR(可変リフレッシュレート)に対応する機器と組み合わせることで、ゲームのフレームレートを同期させてスムーズな映像を楽しむことも可能だ。

 これに合わせて、AMD FreeSyncにも対応しており、レイテンシーやティアリング、スタッタリングを低減したなめらかな映像でゲームプレイが可能だ。そのほか、応答速度は1ms(MPRT)なため、格闘ゲームやレースゲームにもピッタリな1台といえる。

 また、「PANORAMIC WIDE COLOR PLUS」技術により、約10億7000万色の色表示を実現。10ビットにより表示できる色は、業界トップクラスだという。そのほか、2W×2のステレオスピーカーも備えているのもポイント。ヘッドセットやスピーカーを別途用意しなくても、ディスプレーのみで音を出すことができる。

 なお、スクウェア・エニックスのオンラインRPG「「ファイナルファンタ ジーXIV」の推奨ディスプレーの認定を取得。これにより、FFXIVの壮大な世界観も存分に楽しめるディスプレーといえる。

 インターフェースは、HDMI 2.1(HDCP2.2)×2、DisplayPort 1.4、3.5mmステレオミニジャックなど。ゲーム用の機能としては、タイマー、クロスヘア、FPSカウンターを用意。加えて、映像プリセットとしてユーザー/スタンダード/FPS/レース、MOBA/RTS、シネマ/RPG、WEB、グラフィックが選択できる。

外部出力はHDMI 2.1(HDCP2.2)×2、DisplayPort 1.4を備える

操作は背面のボタンでできる

背面はゲーミングらしいデザインだが、LEDは派手が好みではない人にもうれしい控えめな光り方だ

 FGM-27F750は、PlayStation 5と組み合わせてその性能を存分に発揮できるディスプレーとしてオススメできる1台ではないかと思う。また、性能が大幅に向上したPCパーツが登場している昨今、高性能なパソコンで4K解像度かつ高リフレッシュレートでゲームを楽しみたい、ゲームや映画鑑賞、仕事などマルチに活躍するディスプレーがほしいという人は、ぜひチェックしてみてほしい。

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