ティム・クックCEOが総括:2022年受賞アプリの傾向
最後にアップルのティム・クックCEOが総括した、2022年のアワードの受賞結果へのコメントを紹介します。
「今年のアワードを受賞したコンテンツは、いずれも新鮮なひらめきと体験に満ちたものばかりです。大きなチーム単位で開発されたアプリから、インディペンデントなクリエイターが手がけたものまでプロフィールも多様性に富んでいました。多くのアプリとゲームに共通しているのは、私たちのコミュニティや生活に大きな影響を与え得るものだということです」
アップルは2008年にApp Storeを立ち上げて以来、あらゆる年齢層とバックグラウンドを持つクリエイターを支援しながら、安全で活気あふれるアプリケーション配信のプラットフォームをつくってきました。毎年選定されるApp Store Awardsもデベロッパのモチベーションアップにつながる良い試みだと思います。2023年もまたストアから刺激的なアプリとゲームが数多く誕生することを期待しましょう。
筆者紹介――山本 敦
オーディオ・ビジュアル専門誌のWeb編集・記者職を経てフリーに。取材対象はITからオーディオ・ビジュアルまで、スマート・エレクトロニクスに精通する。ヘッドホン、イヤホンは毎年300機を超える新製品を体験する。国内外のスタートアップによる製品、サービスの取材、インタビューなども数多く手がける。