ソラコム、東京証券取引所へ株式上場申請
KDDIとソラコムは11月18日、IoTプラットフォームを提供するソラコムが東京証券取引所へ株式上場申請を行なったと発表した。
ソラコムは2017年8月にKDDIグループに参画。IoT事業を成長させ、IoTプラットフォーム「SORACOM」は 、世界中のエネルギー・製造・決済・コンシューマー製品・ヘルスケア・農業などさまざまな業界の2万超の顧客により、500万回線を超えるデバイスをつなぐ通信として利用されている。
同社では創業当初から「つながる社会」を作り上げる顧客を支援するグローバルプラットフォームを目指しており、さらなる事業成長とグローバル展開を加速させるため、2020年からスタートアップが大企業のサポートを得て成長し上場を目指すことを「スイングバイIPO」と呼んで上場の準備を進めていたという。
今回、経営の独立性や、コーポレート・ガバナンス体制の整備等の一定の準備が整ったと判断し、株式上場申請を行なったという。
なお、東京証券取引所にソラコムが株式を上場するためには、今後の日本取引所自主規制法人による上場審査を経て、東京証券取引所から上場承認を得る必要があり、現時点で上場可否および上場時期について確約されたものではない。