UI刷新とランサムウェア対策が強化された「ESET」新バージョンV16、10月25日より提供開始

文●ASCII編集部

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 キヤノンマーケティングジャパンは10月25日より、「ESETセキュリティソリューションシリーズ」の個人向け製品の新バージョン、「V16」を提供開始すると発表した。

 対象製品は「ESET インターネット セキュリティ」「ESET インターネット セキュリティ まるごと安心パック」「ESET セキュリティ プレミアム」。

 新バージョンV16で強化された機能は大きく2つ。

1.インテル技術との連携によりパフォーマンスを維持しながらのランサムウェア対策の強化

 インテルのハードウェアレベルでのセキュリティ技術、Intel TDT(Threat Detection Technology)を、ESETの持つ多層防御に統合。従来のESET製品が行ってきたソフトウェアの実行前、実行中、実行後という3段階のマルウェア検出タイミングによる多層防御に加え、パソコンのメモリー上で検出回避をもくろむ巧妙なランサムウェアの挙動を、ハードウェアによる機械学習モデルを用いて明らかにする。また、Intel TDTは、この機能強化による負荷を抑制し、ランサムウェア検出作業時でもシステム全体のパフォーマンスを維持できるとしている。

2.ユーザーインターフェースを刷新による、操作性・視認性の向上

 新バージョンでは、各画面のユーザーインターフェースを、通知やメニューなどの操作性と視認性を向上したデザインに刷新。また、ダークモードを新たに搭載し、システム環境によって見やすい色の選択が可能となっている。