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【実機速報】Apple Watch Series 8/SE、新機能はどんなユーザーにおすすめ?(山本敦)

2022年09月15日 22時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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Apple Watch Series 8に新しく搭載された「低電力モード」。オンにすると最大36時間まで連続使用できるバッテリーのパフォーマンスが向上します

Apple Watchのエッセンシャルな機能を維持したまま
バッテリーを長持ちさせる

 もうひとつは新しくなった「低電力モード」です。通常で最大18時間のバッテリー持ちを、Apple Watch Series 8の場合は低電力モードをオンにすることで、最大36時間まで延ばせるという機能になります。長時間の飛行機の旅、一泊の出張に出かける際にApple Watchの充電器を忘れてしまっても大丈夫。Seires 8はビジネスパーソンの強い味方です。

 省電力モードを有効化すると、常時表示ディスプレイや自動ワークアウト検出などをオフにして、バッテリーを最大限節約します。アクティビティの記録や転倒検出はオフにならず、バックグラウンドで継続的に動き続けます。Apple Watchのエッセンシャルな機能が犠牲にならないところが、以前までの機種が搭載する、現在時刻の表示以外をすべてオフにする「省電力モード」との違いです。

 低電力モードを有効にすると、iPhoneが近くにない場合にセルラー通信機能が制限されます。電話をかけたり、メッセージの送信はオンデマンドでできますが、通知を届ける頻度が約一時間に一度になります。iPhoneが近くにある場合は通知に制限はかからず、GPS通信機能に関しても通常通り使えます。

低電力モードをオンにするとApple Watchの画面トップに黄色いサークルが表示されます

 Apple Watchのバッテリーをチャージして、残量が80%を越えると低電力モードは自動でオフになります。ずっとオンにはできないため、再度設定したいときには都度オンに切り換える必要があります。

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