BTOカスタマイズで強力なモバイルノートを構築するのもアリ!
仕事も普段使いも快適! 第12世代Coreを搭載する軽量薄型のモバイルノート「LIFEBOOK WU-X/G2」がスゴイ理由
2022年08月26日 09時00分更新
富士通クライアントコンピューティングが販売する「LIFEBOOK WU-X/G2」は、13.3型液晶を搭載しながら約634gという驚異的な軽量さが特徴のモバイルノートだ。軽量薄型はもちろんのこと、第12世代インテルCoreプロセッサーを採用しており、基本性能もかなり高い。さらに、直販サイトの「富士通 WEB MART」では、スペックのカスタマイズも可能となっている。通常モデルは21万5380円だが、9月7日14時までの間は19%オフの17万4457円で販売中だ。
前回の外観紹介と操作感レポートに続き、カスタムメイドモデルの「 FMVWG2U27L」で各種ベンチマークを走らせ、その実力をチェックしよう。なお、お借りしたモデルはデモ機のため、ベンチマーク結果などは製品版と異なる場合がある。
最新パーツにより高スコアを連発するモバイルノート
まずは、デモ機のスペックを述べよう。CPUはCore i7-1255U、内蔵GPUはインテル Iris Xe グラフィックス、メモリーは32GB、ストレージは2TB SSDという構成だ。そのほか、OSはWindows 11 Homeを採用している。
パソコンの総合的な能力をチェックする「PCMark 10」を使用したところ、総合スコアは4912となった。少し低いように思われるかもしれないが、スコア詳細を見るとアプリケーションの起動やブラウザーの描画処理速度を示す「Essentials」では9257と非常に高い数値が出ている。WordやExcelなどのオフィス系アプリケーション処理速度を示す「Productivity」も6765と高スコアだ。
一方、写真・動画編集や3D描画能力などを示す「Digital Content Creation」は5138と少し低めだ。とはいえCPU統合グラフィックスであることを考えると十分なスコアである。そもそもモバイルノートなのでビジネス用途やネット閲覧においての快適さのほうが重要であるため、最初のふたつが高いとわかれば問題ない。
CPUそのものの処理速度を計測する「CINEBENCH R23」を走らせた結果は、コア単独が1574pts、CPUコア全体が6417ptsというスコアだった。モバイル用CPUではトップクラスのスコアであり、第12世Coreプロセッサーの面目躍如といったところだ。
続いて、ストレージのアクセス速度を「CrystalDiskMark 8.0.2」にてチェック。結果は下の画像のとおりで非常に高速だった。実際に操作していても、ソフトウェアの起動や動作は速く、ファイル操作におけるもたつきもなかった。
CPU統合グラフィックスであるため3D描画周りは微妙かもしれないが、実際にどうなのかを「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」でチェックしてみる。設定は「高品質(ノートPC)」、解像度が「1920×1080」、表示方法は「フルスクリーン」。これでスコアは5428、評価は「普通」となった。このくらいの3Dゲームなら、設定次第で快適に遊ぶことができそうだ。
もう少し重いゲーム系ベンチである「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver1.2」も見ていこう。設定は画質が「標準品質」、解像度が「1280×720」、表示方法は「フルスクリーン」。結果はスコアが3370の評価が「普通」となっており、それなりにプレイできそうである。ここまでのふたつのベンチマークにおいて、CPU統合グラフィックスとはいえかなりの成績が出ている。
最後に、3Dグラフィックス能力をさらに計測するために「3DMark」を利用する。まず、「DirectX 12」に対応する「Time Spy」のスコアは1808であった。CPU統合グラフィックスとしてはやはり高めの数値になっている。
CPU統合グラフィックス向けベンチである「Night Raid」もチェック。こちらは16299という高スコアを叩き出していた。第12世代Coreプロセッサーは伊達ではないといったところか。これだけのスコアであれば、ブラウザーゲームや2Dゲームのような軽めのものは快適に遊べそうだ。
これらのベンチマーク結果から、LIFEBOOK WU-X/G2がビジネスや学習の用途であれば快適にこなせることがわかるだろう。さらに、写真のちょっとしたレタッチなど画像編集もそれなりにこなせそうだ。
また、PCMark 10ではスコアが振るわなかったが、そのほかのベンチマークでは3Dグラフィックス能力もモバイルCPUとしては高レベルであると見て取れる。約634gという軽量さでこれだけの性能のマシンを気軽に持ち歩けるのは非常に魅力的だ。懐に余裕があれば、BTOで強力なモバイルノートを構築してみるといいだろう。LIFEBOOK WU-X/G2は、モバイルノートを求める人にイチ押ししたいマシンと言える。
LIFEBOOK WU-X/G2 主なスペック | |
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型名 | FMVWG2U27L(Windows 11 Home搭載時)/FMVWG2U28L(Windows 11 Pro搭載時) |
CPU | インテル「Core i5-1235U」/「Core i7-1255U」 |
グラフィックス | インテル Iris Xe グラフィックス |
メモリー | 8GB/16GB/32GB |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB/2TB SSD |
ディスプレー | 13.3型(1920×1080ドット、ノングレア液晶) |
内蔵ドライブ | - |
インターフェース | USB 3.2 Type-C×2、USB 3.1 Type-A×2、HDMI出力端子、有線LAN端子(1000BASE-T)、ダイレクト・メモリースロット(SDメモリーカード対応)、3.5mmステレオ・ミニジャック |
通信規格 | 無線LAN(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠)+Bluetooth 5 |
ウェブカメラ | 約92万画素(プライバシーカメラシャッター付き) |
サイズ/重量 | 約307(W)×197(D)×15.5(H)mm/約634g~ |
OS | Windows 11 Home/Windows 11 Pro |
「Windows 8.1」延長サポート終了について
2023年1月10日より、マイクロソフトのOS「Windows 8.1」の延長サポートが終了する。サポート期間が終了すると、同社が定期的に提供する「セキュリティー更新プログラム」をはじめ、最新の周辺機器やソフトウェア・サービスが利用できなくなる。インターネット・メールを安全に利用できない、新しく購入した周辺機器が使えないといったトラブルが発生する恐れがあるという。
現在、富士通クライアントコンピューティングが運営する「富士通 WEB MART」では、最新OS「Windows 11」搭載パソコンへの乗り換えをサポートするキャンペーンを実施中だ。最新OSのメリットや、同社のオススメ最新モデルおよび周辺機器の紹介など、パソコンの買い替えに悩んでいる方は要必見。
なお、Windows 8.1ユーザーは、キャンペーンページを閲覧するとおトクな特典がもらえるので、最新パソコンの買い替えを検討している方は、ぜひチェックしてみてほしい。