CPUやメモリー、ストレージはカスタマイズが可能
約634gという軽さに驚き! 第12世代Coreを搭載する富士通の超軽量13.3型モバイルノート「LIFEBOOK WU-X/G2」
2022年08月19日 09時00分更新
富士通クライアントコンピューティングの「LIFEBOOK WU-X/G2」は、13.3型ワイド液晶を搭載しながら約634gという軽さを実現した超軽量モバイルノートだ。それでいて、CPUには第12世代インテルCoreプロセッサーを採用しており、動作まで軽快なモデルとなっている。加えて、直販サイト「富士通 WEB MART」で購入すればスペックのカスタマイズも可能だ。ウェブ価格は21万5380円だが、8月24日14時までは19%オフの17万4457円で販売中。
今回は試用機をお借りできたので、外観と使い勝手についての紹介をしていこう。カスタムメイドモデルとはいえ、カタログモデルとの違いはメモリーが16GBから32GBに、ストレージ容量が約512GBから約2TBに増加されているだけなので、基本的な操作感に違いはないはずだ。
「これ本当に中身が入ってる!?」と思ってしまうほどの軽さ
LIFEBOOK WU-X/G2の外観は、全体がマットなピクトブラックとなっている。汚れが付きにくいうえに、天板のロゴもシンプルなのでどんなシーンにも合うだろう。
LIFEBOOK WU-X/G2を最初に手にしたときの感想は、「軽っ!」の一言に尽きる。「モック(中身の入っていない外観だけの模型)を渡されたのでは?」と疑ってしまうほどだ。しかし電源を入れるとちゃんと起動するので本物だとわかる。それくらい軽いのだ。
13.3型の液晶の表面はマットなタイプであり、いかなる場所に持って行っても映り込みがほぼない。しかもIGZOパネルを採用していることもあってか、非常に美しい。実際にファミレスなどに持ち出してみたところ、美しい映像がとても見やすく感じた。映像鑑賞にもってこいといえる。
液晶を囲むベゼルは左右が実測で6mm、上部が8mmとかなりの狭さ。その細いベゼル上部には、ウェブカメラとマイク、ウェブカメラ状態表示LEDを備えている。しかもこのウェブカメラには物理的に閉じることができるシャッターを備えており、見せてはならない映像の流出を防いでくれる。ちなみにベゼルの左下には照度センサーが搭載されている。
LIFEBOOK WU-X/G2のキーボードは86キータイプを採用。キーピッチは約19mmと広めに取られているうえ、ストロークが約1.5mmと深いので、タイピングしやすかった。特に狭くなっているキーもなく、タッチそのものは軽いため、長時間の使用でも不便さや疲労を感じることはなかった。加えて、富士通クライアントコンピューティング独自のデザインである、カーソルキーが一段下がるデザインによって、文書作成が非常に楽だった。ちなみに、このデザインによってパームレスト部に生まれる曲線のことは「Fライン」と名付けられている。
またキーボード上部の電源スイッチは指紋センサーも兼ねている。セキュリティー性が高いのはもちろん、解除が手軽なのはうれしいところだ。
有線LAN端子まで備えるインターフェース
LIFEBOOK WU-X/G2のインターフェースはこの軽さとサイズでもかなり充実している。
左側面にはセキュリティロックホール、USB 3.2(Gen2)Type-C端子×2、HDMI出力端子、USB 3.2(Gen1)Type-A端子×1,マイク/ヘッドフォン兼用端子が並ぶ。このType-C端子はどちらもUSB Power Deliveryに対応し、給電用コネクターも兼ねている。
右側面には有線LAN端子、USB 3.2(Gen1)Type-A端子×1、ダイレクト・メモリースロットがそろう。
下部には吸気孔のほか、前部にスピーカーが備わっている。サウンドは軽量モバイルノートであるためさほど期待していなかったのだが、配信サービスで映画を視聴したところ軽い感じは一切せず、台詞をはっきり聞き取れて驚いた。AVについてもかなりの高レベルなので、映像鑑賞を十分楽しめるはずだ。
LIFEBOOK WU-X/G2は、13.3型ながら約634gという類い希なる軽さを備えたモバイルノートだ。そのうえ使い勝手も良好なので、持ち運んでパソコンを使いたい人にとっては最高の一台であろう。
次回はLIFEBOOK WU-X/G2にてベンチマークを走らせ、そのスペックを数値で紹介していく。
LIFEBOOK WU-X/G2 主なスペック | |
---|---|
型名 | FMVWG2U27L(Windows 11 Home搭載時)/FMVWG2U28L(Windows 11 Pro搭載時) |
CPU | インテル「Core i5-1235U」/「Core i7-1255U」 |
グラフィックス | インテル Iris Xe グラフィックス |
メモリー | 8GB/16GB/32GB |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB/2TB SSD |
ディスプレー | 13.3型(1920×1080ドット、ノングレア液晶) |
内蔵ドライブ | - |
インターフェース | USB 3.2 Type-C×2、USB 3.2 Type-A×2、HDMI出力端子、有線LAN端子(1000BASE-T)、ダイレクト・メモリースロット(SDメモリーカード対応)、3.5mmステレオ・ミニジャック |
通信規格 | 無線LAN(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠)+Bluetooth 5 |
ウェブカメラ | 約92万画素(プライバシーカメラシャッター付き) |
サイズ/重量 | 約307(W)×197(D)×15.5(H)mm/約634g~ |
OS | Windows 11 Home/Windows 11 Pro |
「Windows 8.1」延長サポート終了について
2023年1月10日より、マイクロソフトのOS「Windows 8.1」の延長サポートが終了する。サポート期間が終了すると、同社が定期的に提供する「セキュリティー更新プログラム」をはじめ、最新の周辺機器やソフトウェア・サービスが利用できなくなる。インターネット・メールを安全に利用できない、新しく購入した周辺機器が使えないといったトラブルが発生する恐れがあるという。
現在、富士通クライアントコンピューティングが運営する「富士通 WEB MART」では、最新OS「Windows 11」搭載パソコンへの乗り換えをサポートするキャンペーンを実施中だ。最新OSのメリットや、同社のオススメ最新モデルおよび周辺機器の紹介など、パソコンの買い替えに悩んでいる方は要必見。
なお、Windows 8.1ユーザーは、キャンペーンページを閲覧するとおトクな特典がもらえるので、最新パソコンの買い替えを検討している方は、ぜひチェックしてみてほしい。