Core i7-1165G7搭載モデルでパフォーマンスチェックをしてみた
富士通の「ESPRIMO WF1/F3」は、カスタマイズ次第で軽めのゲームも写真編集もできる一体型PCだ (2/2)
2022年07月29日 09時00分更新
BTOカスタマイズでより使い勝手の良いマシンにする
ベンチマークに続いて、オススメしておきたいカスタマイズポイントを紹介しておこう。
まずはCPUだ。ここまでのベンチマークで見せてくれたパワーを得たいのであれば、デフォルトの「Celeron 6305」から「Core i7-1165G7」(期間限定:+3万2700円)に変更したい。
メモリーは、基本「4GB」となっている。これでもWindows 11は動くが、快適さを得るなら最低でも「8GB」(期間限定で+9900円)、できれば「16GB」(期間限定で+2万6900円)はほしいところ。
ストレージは、基本ではPCIe接続の約256GB SSDのみとなっている。ほかのアプリを入れることを考えれば、データストレージとして2nd HDDも追加しておきたいところ。あとからの換装は手間がかかるので、HDDはできれば「約2TB」(期間限定で+1万8800円)を選びたい。もしお財布が許すならば、メインストレージのSSDも「約512GB」(期間限定で+1万9000円)に増加しておくとラクだ。
スペックに直結するわけではないが、地上・BS・110度CSデジタル×2となるテレビチューナー(期間限定で+1万3940円)を搭載することも可能。一人暮らしならこれを追加することで、テレビとパソコンを兼ねることができるため、非常に便利だ。
このほかにも、光学式ドライブをデフォルトの「DVDスーパーマルチドライブ」から「Blu-ray Discドライブ」(+1万1000円)に変更するといったカスタマイズもある。映画を楽しむほか、テレビチューナーを搭載した場合はメディアに保存するといった活用法が考えられる。
リビングやマイルームのエンタメライフを盛り上げてくれる1台
BTOによるカスタマイズを含めたうえでの評価となってしまうが、ESPRIMO WF1/F3は、一般的な用途は十分にこなしてくれるうえ、ゲームやテレビ視聴まで楽しめるエンタメモデルとしてはかなり高いレベルにあるマシンだといえる。
加えて、前回紹介したようにHDMI入力端子を備えているので、ゲーム機を接続することも可能だ。テレビチューナーを搭載できることもあり、これ1台でエンターテインメントをまかなうこともできる。さらに、スタイリッシュな薄型ボディーはリビングにもマッチするし、マイルームや一人暮らしの部屋にもピッタリだ。初心者からある程度の上級者まで、パソコンでエンタメを楽しみたい人には最適な1台だろう。
ESPRIMO WF1/F3 主なスペック | |
---|---|
型名 | FMVWF3F17D(テレビ機能あり)/FMVWF3F17、FMVWF3F1B8(テレビ機能なし) |
ディスプレー | 23.8型(1920×1080ドット、ローヘイズ液晶) |
CPU | インテル「Core i7-1165G7」/「Core i3-1115G4」/「Celeron 6305」 |
グラフィックス | インテル Iris Xe グラフィックス(Core i7)/インテル UHD グラフィックス(Core i3/Celeron) |
メモリー | 4GB/8GB/16GB/32GB |
ストレージ1 | 256GB/512GB/1TB SSD |
ストレージ2 | なし/1TB/2TB |
光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ/Blu-ray Discドライブ |
インターフェース | USB 3.2(Gen2)Type-C、USB 3.2(Gen1)Type-A、有線LAN(2.5GBASE-T)、HDMI入力端子、HDMI出力端子、マイク・ラインイン・ヘッドフォン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子(3.5mmステレオ・ミニジャック)、SDカードスロット、(テレビ機能あり選択時)アンテナ入力端子、miniB-CASカードスロット |
テレビ機能 | ハイビジョン・テレビチューナー×2(地上デジタル・BSデジタル・110度CSデジタル放送/ダブル録画、AVCREC対応)※テレビ機能選択時 |
通信規格 | 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax)+Bluetooth 5.1 |
カメラ | 約92万画素ウェブカメラ(Windows Hello対応) |
サイズ | 約544(W)×174(D)×385~386(H)mm |
重量 | 約6.4kg |
カラー | ブラック/ホワイト |
OS | Windows 11 Home/Windows 11 Pro |
「Windows 8.1」延長サポート終了について
2023年1月10日より、マイクロソフトのOS「Windows 8.1」の延長サポートが終了する。サポート期間が終了すると、同社が定期的に提供する「セキュリティー更新プログラム」をはじめ、最新の周辺機器やソフトウェア・サービスが利用できなくなる。インターネット・メールを安全に利用できない、新しく購入した周辺機器が使えないといったトラブルが発生する恐れがあるという。
現在、富士通クライアントコンピューティングが運営する「富士通 WEB MART」では、最新OS「Windows 11」搭載パソコンへの乗り換えをサポートするキャンペーンを実施中だ。最新OSのメリットや、同社のオススメ最新モデルおよび周辺機器の紹介など、パソコンの買い替えに悩んでいる方は要必見。
なお、Windows 8.1ユーザーは、キャンペーンページを閲覧するとおトクな特典がもらえるので、最新パソコンの買い替えを検討している方は、ぜひチェックしてみてほしい。