このページの本文へ

MuleSoft、RPA/自動化の新機能追加で“次世代MuleSoft”に進化

2022年06月30日 18時00分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 米セールスフォースは6月30日、次世代MuleSoftを発表した。

 MuleSoftは統合・API管理の機能を備えたソリューションで、次世代のMuleSoftには新たに「自動化」をソリューションが加わり、あらゆるワークフローの自動化を容易に実現し、IT/非IT部門が常に変化し続けるビジネス環境に適応できるよう支援するとしている。

 繰り返し行なわれる手動タスクをノーコードでボットを活用し自動化する「MuleSoft RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」と、Slack/Stripe/Workdayなどのデータを迅速に「MuleSoft Composer」と接続する機能が含まれる。これらのソリューションを活用することで、営業などのビジネスチームはより効率的に取引を成立させることができ、カスタマーサービスは顧客記録を迅速に同期して顧客獲得プロセスを簡素化することが可能となる。

 MuleSoft RPAとMuleSoft Composerは、「Salesforce Flow」に統合されており、顧客はCustomer 360全体にわたる完全な自動化技術スイートを利用して、時間の節約、生産性の向上、より良い顧客及び従業員体験の提供が可能となる。

 MuleSoft RPAは8月上旬にグローバルで提供開始(日本提供開始時期は未定)。MuleSoft Composerはグローバルで利用可能(日本は来年提供予定)。

カテゴリートップへ

ピックアップ