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FIXER cloud.config Tech Blog

Power Platformの新サービス、Power PagesはPower Apps Portalからどこが進化した?

2022年06月28日 10時00分更新

文● 佐藤 晴輝/FIXER

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 本記事はFIXERが提供する「cloud.config Tech Blog」に掲載された「Power Platform の新サービスである Power Pages って何者?#Power Platfomrリレー」を再編集したものです。

 こんにちは、Power Platform App Makerのさとはるです。

 Microsoft Build 2022にて公開されたPower Pagesはみなさんご存じでしょうか?

 簡単に説明すると「非エンジニアでも簡単に外部ユーザーがアクセスしてくるウェブサイトを開発できるサービス」です。

 実はPower Platformには元々Power Apps Portalというローコードウェブサイト作成サービスがありました。

Power Pages と Power Apps Portal の関係性は?

 Power PagesはPower Apps Portalの進化先であるということが明言されております。

 現在はPagesがプレビューなこともあり、Portalの方も残っていますがそのうちPagesのみになると思われます。

 また、Power PagesはPower Apps Portalの基盤の上に構築されていることも明言されております。既に運用実績がある基盤の上にあるというのは安心できるポイントなのではないでしょうか。

 基盤が共通ということはこちらのような細かい知見の流用も効きそうですね。

パワーページ(プレビュー)とは何ですか?| Microsoft Docs

Power Pages は Power Apps Portalからどこが進化したの?

編集サイトの進化

 Power Apps Portalでは編集用サイトとPortal編集用のモデル駆動型アプリを行き来してウェブページを作成していました。

 どこに何があるかを把握するのが非常に難しく、苦労したことを覚えています。

 Pagesでは編集サイトのUIを一新し、「Pages」「Style」「Data」「Setup」の4つのワークスペースにわけることでわかりやすく整理しています。

 これが実際使いやすいかは使ってみないとわかりませんが、だいぶ期待できそうに感じております。

Template Hubの追加

 Power Apps Portalでもいくつかのテンプレートを使用してウェブサイトを作成することができましたが、その機能が強化されているようです。

 シナリオに合わせたテンプレートを選択できるようになっていますね。

パワーページテンプレート | Microsoft Docs

コード開発の強化

 ローコードが売りなPower Platformですが、そうは言ってもウェブサイトを作る時にはコードを書きたいときがあるものです。

 Power Apps Portalでも一部でJavaScriptやLiquid(C#)などを使ってコーディングすることが可能でしたが、情報も整理されておらずお世辞にも使いやすいとは言えませんでした。

 それらの点についても「新機能を追加する」とのことなので、期待できますね。

MicrosoftPowerPagesのプレビューを発表| Microsoft Power Apps

まとめ

 Power Pagesは「Power Apps Portalの使いにくかったところを修正して便利にしたもの」と思っておけば良さそうです。

 まだプレビュー中で、これから新機能も増えていくと思うので期待しつつ待っていようと思います!!

佐藤 晴輝/FIXER

 フロントからバック、ネットワークまである程度触れるガジェットオタクです。
好きな言語は C# で IoT と画像処理が得意です。

[転載元]
 Power Platform の新サービスである Power Pages って何者?#Power Platfomrリレー

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