光学式ドライブを搭載するオールインワンノートPCをレビュー!
仕事用や初めての1台にオススメ! リーズナブルな富士通の15.6型ノートPC「LIFEBOOK WAB/F」の魅力をチェック (2/3)
2022年06月24日 09時00分更新
ゆとりのあるサイズのディスプレーとキーボード
LIFEBOOK WAB/Fのディスプレーは、サイズが15.6型、解像度がHD(1366×768ドット)と、エントリークラスのノートパソコンとしては標準的なスペック。すごく高精細というわけではないものの、そのぶん表示スケールを100%にしても文字が見やすく、ウェブの閲覧や文書作成などの日常的な用途では支障を感じずに使用できる。視野角や色域も特別広くはないが、発色はナチュラルで、写真や動画もきれいに表示することが可能だった。
キーボードは日本語108キー配列で、4列テンキーも標準搭載されている。メインキーとテンキーの隙間が若干広くとられていたり、矢印キーがほかのキーよりも一段下がっているなど、タイプミスが起きにくいレイアウトになっているのが嬉しい。キーピッチが約18.4mmあり、キーストロークも約2.5mmと余裕があるため、快適にタイピングできた。
ディスプレーを開くとキーボードの奥側が持ち上がり、キーボード面に適度な傾斜がつく仕組みになっているのも評価できるポイント。これにより手首の負担が軽減され、長時間の作業でも疲れにくく感じられる。キーボードの打ちやすさに定評のある富士通らしく打鍵感はかなりよいので、文書作成などキーボードを多用する人や、キーボードにこだわりがある人におすすめできる製品だ。
このほか、電源ボタンの横に「INTERNET」「MENU」「SUPPORT」の各ボタンが搭載されており、ワンタッチでウェブブラウザーを開いたり、サポートメニューにアクセスすることができるのも便利。家族で共用することを想定したパソコンらしく、随所にきめ細かい配慮が見られるのが好印象だ。