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Apple Watch新プライドエディションのバンドと文字盤を発表

2022年05月24日 23時48分更新

文● 飯島恵里子/ASCII

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Apple Watchの新しいプライドエディションスポーツループバンドを着用したエキスペリメンタルストリートダンサーのJin Lee

 アップルは6月のプライド月間を祝して、2種類の新しいプライドエディションのバンドとダイナミックなプライドの文字盤を発表した。価格はプライドエディションスポーツループ、プライドエディションNikeスポーツループともに5280円。 

 本日からapple.com/jpおよびApple Storeアプリで注文を開始し、Apple Store直営店では5月26日から販売する。

 さらにアップルは、世界的なLGBTQ+のコミュニティのなかのアーティストや人物の本質を捉える「Shot on iPhoneプライドキャンペーン」をInstagramの@appleで開始する。

 2016年に最初のApple Watchプライドエディションを発表以降、プライドエディションはアップルがLGBTQ+コミュニティを支持し、サポートし、そのコミュニティの一員として誇りを持っていることを目に見える形で示してきた。また、LGBTQ+のコミュニティとその家族が人生を肯定的にとらえることができるようプログラムとサービスを提供する団体やLGBTQ+の若者たちを対象に、自殺防止や危機介入に取り組む世界最大の団体など、LGBTQ+支援団体を長い間サポートしている。

Apple Store オンラインでは、すでに注文可能だ

初代Macintosh「hello」フォントから「Pride」

 プライドエディションスポーツループは、バンドの2層のナイロンで織られた生地のループの一部を新技術で取り除き、1984年に最初のMacintoshに表示された「Hello」のフォントに着想を得た筆記体で「pride」を立体的に表現したという。

プライドエディションスポーツループ

新しい技術を用いて生地のループを取り除き、「pride」の文字を立体的に表現

 配色はプライドフラッグのカラーと5つの新しいカラーの組み合わせた、あざやかなグラデーション。新しいカラーとなるライトブルー、ピンク、ホワイトは、トランスジェンダーとジェンダー・ノンコンフォーミングの人々を表す色、ブラックとブラウンは黒人とラテン系のコミュニティ、そしてHIV/AIDSと闘っている人々やこの病によって他界された人々も象徴するという。

プライドフラッグからインスピレーションを得た
プライドスレッド文字盤

 新しいプライドスレッド文字盤は、LGBTQ+ムーブメントの強さと相互サポートを象徴する複数のプライドフラッグからインスピレーションを得ている。Apple WatchのDigital Crownを回したり、画面をタップしたり、手首を上げたりすると、カラフルな糸が動く仕様だ。

Digital Crownを回したり、画面をタップすると文字盤に表示された糸が動く

虹の全色を称えたプライドエディションNikeスポーツループ

 新しいプライドエディションNikeスポーツループは、虹の全色を称えている。また、新しいプライドエディションNikeスポーツループバンドに対応する、特別なレインボーカラーのNikeバウンス文字盤も用意されている。

 これらはLGBTQ+のコミュニティに対するナイキのより広範な取り組みの一環「Be Trueコレクション」と連動し、認識、インスピレーション、教育に焦点を当ている。

スポーツにおけるLGBTQ+の平等を推進するナイキのBe Trueキャンペーンのデザインのテーマであるブラックストライプを織り込んでいる

Instagramで新しいShot on iPhoneプライドキャンペーン

 インターセクショナルでクリエイティブな優れた人たちによる写真を紹介し、LGBTQ+ムーブメントにとって歴史的に重要な場所における現代の多様なパイオニアを祝福するために、「Shot on iPhoneプライドキャンペーン」をまもなく開催する。Instagramの@appleにて、複数の写真家による作品が掲載される予定だ。

Shot on iPhoneプライドキャンペーンは、インターセクショナルでクリエイティブな優れた人たちによる写真、LGBTQ+ムーブメントにとって歴史的に重要な場所を紹介する

 

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