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「HUAWEI MatePad 11」使い込みレビュー 第3回

HUAWEI MatePad 11とHUAWEI M-Pencilとの相性を検証する

2022年06月06日 12時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●ASCII

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手書きの文字をテキストに変換してくれる便利機能

 手書き文字をテキストに変換する機能も備えています。これを機能を用いて、ウェブを検索する際に、キーワード欄にM-Pencilで手書き入力して検索することもできます。白枠から多少はみ出しても認識してくれます。通常の操作ではわざわざ使う必要はなさそうですが、ペンでの操作中に調べたいことが発生したりした場合には役立つでしょう。

このように雑に手書きした日本語が……

読みやすいテキストに変換された

ブラウザーの検索窓に手書きで入力すると、すぐにテキストに変換される

 手書き入力の電卓「MyScript Calculator」もインストールされていました。指でもスムーズに使えるアプリですが、M-Pencilを使うと細かい文字が書きやすいので、複雑な計算ほど適しているでしょう。

手書き電卓もプリインストールされている

絵心はないが、描画アプリも使ってみた!

 筆者には絵心はないのですが、お絵描きに使えるアプリの使い勝手もチェックしてみました。「HUAWEI App Gallery」からは「メディバンペイント」「アイビスペイント」といった人気アプリをダウンロードできます。

「メディバンペイント」のメニュー画面

iPadユーザーにも人気の「アイビスペイント」も「HUAWEI App Gallery」から入手可能

 初心者である筆者が使いやすく感じたのは「メディバンペイント」。使い切れないほど多彩なツール・機能があるのですが、アイコン表示がわかりやすく、使い方を学べるガイドもありました。

「メディバンペイント」は初心者向けのメニューが充実

多彩なツールはアイコンだけで表示され、描画エリアを広く確保できる

 タブレットで絵を描く知人から「絵を描くには画面は大きければ大きいほどいい」と聞いたことがあります。画面が小さいと、頻繁に細かい部分をピンチ操作で拡大して確認する操作が必要になり、作業効率が落ちるそうです。HUAWEI MatePad 11の画面は本格的な絵を描くには若干小さいかもしれませんが、その分、軽くてどこにでも持ち運びやすいのがメリット。どちらかと言えば、気軽にお絵描きを楽しみたい人に向いているかもしれません。

ファーウェイ「HUAWEI MatePad 11」の主なスペック
ディスプレー 約10.95型IPS液晶
画面解像度 2560×1600
サイズ 約254×165×7.25mm
重量 約485g
CPU Snapdragon 865
(1×2.84GHz+3×2.4GHz+4×1.8GHz)
内蔵メモリー 6GB
内蔵ストレージ 128GB
外部ストレージ microSDXC(最大1TB)
OS HarmonyOS 2
無線LAN Wi-Fi 6
カメラ画素数 リア:約1300万画素/イン:約800万画素
バッテリー容量 7250mAh
生体認証 顔認証
USB端子 Type-C
カラバリ アイルブルー、マットグレー
市場予想価格(税込) 5万4780円
 

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