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週刊つぶやき流行語総研 第20回

2022年5月4日～10日のツイートデータから注目「コミック」流行語を探し出す

ちいかわコラボが止まらない!?　相互効果でヒロアカまでツイート増

2022年05月18日 18時00分更新

文● せきゅラボ

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5月13日、池袋パルコにてコラボ店舗「ちいかわ飯店」がオープン

©nagano / chiikawa committee

金カム完結＆全話無料延長でツイートも増加

　いまTwitterで話題のホットな出来事・コンテンツが丸わかり！

　国内のエンターテインメントに関連する全ツイートデータから、せきゅラボが注目する流行ワードをランキング形式で紹介します。今回は2022年5月4日から10日までのツイートデータをもとに、「コミック」に関連する注目ワードを大公開！

せきゅラボ注目の「コミック」関連ワード　5/4～10
ワード ツイート数
1 SPY×FAMILY 22万2146
2 ゴールデンカムイ 15万6723
3 ONE PIECE 10万7293
4 ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ 10万6493
5 呪術廻戦 10万1179
6 鬼滅の刃 8万257
7 僕のヒーローアカデミア 6万1339
8 クレヨンしんちゃん 5万8939
9 ワールドトリガー 5万5152
10 東京リベンジャーズ 5万440

　1位は「SPY×FAMILY」。5月7日放送のアニメ第5話の感想のほか、メインビジュアルポスターのプレゼントキャンペーンが人気となりツイートが増加しています。そのほか、ファンアートやコスプレ画像など、多数投稿されており、人気の高さが伺えます。

　

　2位は「ゴールデンカムイ」。とあるユーザーが3Dプリンターでコミック最終回に登場する「シライシ王国コイン」を作成、投稿した画像ツイートが拡散されています。また、最終回を迎えての作品全体への感想や推しキャラに関してなど多くの話題が投稿されています。

　3位は「ONE PIECE」。5月5日に主人公のモンキー・D・ルフィが誕生日を迎えたことで、公式アカウントをはじめとする多くのユーザーから祝福のコメントが寄せられています。ほか、スマホゲーム『ONE PIECE トレジャークルーズ』開始8周年に伴うRTキャンペーンが開催されたことでツイートが伸びているようです。

　4位「ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ」。週刊少年ジャンプ特別編集増刊「ジャンプ GIGA 2022 SPRING 」にて、漫画『僕のヒーローアカデミア』とのコラボグッズプレゼントが開催されました。その関連イラストを『僕のヒーローアカデミア』作者の堀越耕平氏が投稿し話題に。5月13日時点で13.6万RTと大拡散となっています。

　

　5位は「呪術廻戦」。とあるユーザーの「パンダを見た子どもが呪術廻戦の動物だと言っていた」という投稿が拡散されています。そして、スマホゲーム『ぷよぷよ!!クエスト』とのコラボ決定記念フォロー＆RTキャンペーンの影響でツイートが増えています。

　

　6位は「鬼滅の刃」。人気キャラクターの煉獄杏寿郎が5月10日に誕生日を迎え、アニメ制作会社のufotableほか、多くのお祝いツイートが投稿されています。

　7位は「僕のヒーローアカデミア」。『ちいかわ』とのコラボの話題のほか、5月9日にアニメ新作オリジナルエピソードが2話制作されることが発表されて話題となっているようです。

　

　8位は「クレヨンしんちゃん」。とあるユーザーの「野原ひろしはハイスぺ男子」という投稿が拡散された影響でツイート増につながった模様です。

　9位は「ワールドトリガー」。集英社の人気コミックが無料でためし読み出来るキャンペーンサイト「春マン!!2022」がオープン。『ワールドトリガー』が10巻まで、2日限定で無料公開されて話題に。

　

　10位は「東京リベンジャーズ」。人気キャラクターのドラケンこと龍宮寺堅が5月10日に誕生日を迎え、多くのお祝いツイートが投稿されています。そのほか、アニメグッズショップのアニメイト店頭にて無料で配布されている情報誌「きゃらびぃ2022年5/5号」の表紙を『東京リベンジャーズ』が飾り、話題となっています。

スパイ×スマホと言えば……

　放送中のアニメも好評な「SPY×FAMILY」が1位でした。スパイものには奇想天外な秘密道具の登場がお約束ですが、古めの小説を読んでいると、現代ならスマホで事足りてしまう場面も少なくありません。「怪しい身内に通信機を取り付けて敵のアジトを発見」なんてシチュエーションも、今なら機を伺って相手のスマホにスパイアプリをインストールすればリアルタイムで追跡可能です。

　問題は、この追跡行為が誰でも簡単にできてしまうこと。とはいえ、追跡機能を一律禁止すればよいかと言えば微妙です。なぜなら、やっていることは保護者が子どものスマホに導入する「見守りアプリ」と同じなので、機能そのものを非難することはできないのです。つまり用途によって善悪が一変する道具というわけですね。

たまに役立つセキュリティ豆知識

Ｑ：「見守りアプリ／スパイアプリ」ってなに？

Ａ：子どもが所持するスマホにあらかじめインストールしておくことで位置情報をリアルタイムに把握できる機能などを持つアプリ。

　いつどんなアプリを使ったのか、どのようなWebサイトを閲覧しているかといったスマホ操作履歴を確認できる機能とともに提供されることも多い。保護者にとって安心かつ便利なアプリだ。

　しかし、この見守りアプリと表裏一体と言えるのが「スパイアプリ」。必ずしも保護する対象でない相手のスマホに見守りアプリと同様の機能を持つスパイアプリをこっそりインストールすることで、位置情報からアプリ使用状況をはじめ各種個人情報が監視者の手に渡ってしまう。

　監視対象が未成年の家族でもない限りは、スパイアプリを勝手に使用することは見守りどころかストーカー行為となるので控えるべきだろう。

※ご紹介しているデータは、角川アスキー総合研究所が提供中の「Twitter解析サービス」を基にした内容です。本サービスでは、Twitter社と公式に契約して取得したエンターテインメントに関連する全ツイートデータから、独自の辞書データベースを活用して、高い精度で目的のツイートを抽出・分析することが可能です。当社とNTTデータ、東京大学喜連川研究室による独自の解析システムを用いて、ポジティブ・ネガティブの判定、性別や年代の推計もご提供できます。ご興味・ご関心をお持ちの方は下記よりお気軽にお問い合わせください。
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