アップルM1 Max/M1 Ultraチップ搭載Macでさらにパフィーマンス向上、「Final Cut Pro」の最新バージョン「10.6.2」
2022年04月13日 19時30分更新
Appleは4月13日、ビデオ編集ソフト「Final Cut Pro」をアップデートし、「Final Cut Pro 10.6.2」を公開した。
新たに重複の検出を追加し、プロジェクト内で複数回登場するメディアをハイライト表示されたクリップ範囲またはタイムラインインデックスを使ってすばやく特定。また、macOS Montereyバージョン12.3以降に搭載された機械学習を活用し、背景ノイズのレベルを調整することで、プロジェクト内の音声の明瞭度を向上できるようになった。
とくにM1 MaxチップやM1 Ultraチップを搭載した新しいMac Studioで高いパフォーマンスが得られるように最適化も行なわれ、エディタではM1 Ultra搭載モデルで4K ProRes 422ビデオストリームを最大で56本、または8K ProRes 422ビデオストリームを18本の再生が可能。さらにCompressorでのProRes RAWからProRes 422へのトランスコードがMac Studioでは27インチiMacよりも12倍以上高速になったという。