本記事はソラコムが提供する「SORACOM公式ブログ」に掲載された「SORACOM をさらに安心して使える!「ご利用料金アラート機能」を追加しました」を再編集したものです。
みなさま、こんにちは。
本日より「ご利用料金アラート機能」がご利用いただけるようになりましたので、お知らせします!
ご利用料金アラート機能は「オペレーターの今月の利用料金」が設定金額を超えたときにプライマリメールアドレスにメールを送信します。似た機能にイベントハンドラーがあります。こちらでは、ご利用のデータ通信量をトリガーにメール通知やWebhook送信、AWS Lambda 関数の実行ができますが、本機能では毎月のご利用料金の超過をトリガーにメール送信等のアクションが実行できます。
ご利用料金アラート機能のご利用方法
ご利用料金アラートはユーザーコンソールの「ご利用料金」->「ご利用料金アラート」から設定することができます。
なお、ご利用料金アラート機能はイベントハンドラーを使用しています。
そのため、イベントハンドラーでも同様の機能を設定可能です。例えば、プライマリメールアドレス以外のメールアドレスにメールを送信したり、お客様のAWS Lambda関数を実行するなど、メール送信以外のアクションを利用できます。詳しくはイベントハンドラーでの設定方法 を参照してください。
ご利用料金アラートの画面からアラートを有効にすると、イベントハンドラー内に「Prefixed event handler – Monthly Charge Alert」というイベントが自動作成されます。これを編集することで、アクション内容のカスタマイズも可能です。
ご利用に際しての注意点
「オペレーターの今月の利用料金」に含まれる利用料金の種類、利用料金の集計時間など注意点があります。
まず、利用料金の中にはSIM の初期費用やデバイスの購入費用は含まれません。また、課金計算の都合上「オペレーターの今月の利用料金」が集計されるまでに、1日程度の時間がかかる場合があります。ご利用にあたっては、利用料金が設定金額を超えたときにプライマリメールアドレスにメールを送信する (ご利用料金アラート) を参照してください。
当機能もたくさんのお客様からいただいたご要望にお応えしました。「ご利用料金アラート」を設定して、安心してSORACOMをご利用ください!
― ソラコム 江木(nori)
投稿 SORACOM をさらに安心して使える!「ご利用料金アラート機能」を追加しました は SORACOM公式ブログ に最初に表示されました。
この連載の記事
-
第484回
デジタル
AWS re:Invent 2024に見る、IoTの成熟と生成AIとの融合 -
第483回
デジタル
二歳半の子供を持つエンジニアの一日の働き方 -
第482回
デジタル
VPN 対応の産業用 LTE ルーターの価格改定【30%オフ】 -
第481回
デジタル
時間帯に応じたメール通知の構築方法 : SORACOM LTE-M Button と SORACOM Flux の活用 -
第480回
デジタル
SORACOM Flux 料金プランを発表しました -
第479回
デジタル
12/11-13 商業施設・店舗DX展に出展:最新IoTソリューションや事例をご紹介 -
第478回
デジタル
コープさっぽろが、クラウド型カメラ「ソラカメ」を全店舗で導入、現場主導の改善を実現、サーバールームの異常な温度上昇を通知する新規掲載レシピ takuyaのほぼ週刊ソラコム 11/16-11/29 -
第476回
デジタル
WebRTCとMedia over QUIC Transportの性能比較 -
第475回
デジタル
SORACOM Lagoon 3 の [Math] 機能で、複数データを組み合わせた通知の手順 -
第474回
デジタル
SORACOM Flux の AI アクションに Amazon Bedrock – Anthropic Claude 3.5 Haiku を追加、Teltonika RUT240 の価格を改訂 takuyaのほぼ週刊ソラコム 11/02-11/15