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360mmラジエーター採用の水冷クーラーを搭載、Core i7-12700Kでも温度はバッチリ!

冷却性能が劇的に上がった内部構造に注目! デザインも機能性も向上したLEVEL∞最新ケース採用ゲーミングPCをチェック

2022年02月18日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集●八尋/ASCII

提供: ユニットコム

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定番ベンチマークでPC性能をチェック
快適に遊ぶのに必要十分なゲーミング性能を確認!

 気になる実性能もチェックしていこう。まずはパソコンの総合性能を調べられる「PCMark 10」からだ。

 このベンチマークソフトはビデオ会議やOfficeソフトの利用、動画エンコードなど幅広い用途での性能を検証し、総合スコアとして表示してくれるもの。スコアがいいほど性能も高いということになる。

 なお、ジャンルごとのサブスコアもあり、アプリの起動速度やブラウザーの性能を見る「Essentials」、Officeソフトの速度を調べる「Productivity」、動画や写真編集などの性能となる「Digital Content Creation」という、3つのジャンルの性能もわかるようになっている。

「PCMark 10」の総合スコアは8254。Core i7-12700K+GeForce RTX 3060のスコアとしては妥当なものとなっていた

 総合スコアは8254。ミドルクラスのゲーミングパソコンとしては平均的なものだが、一般的なマシンと比べるとかなり高いスコアとなる。

 続いて、ゲーミングパソコンとして気になるグラフィック性能を見ていこう。定番ベンチマークソフトとなる「3DMark」から、デフォルトの「Time Spy」のスコアだ。このテストはDirectX 12を使ったもので、解像度はWQHD(2560×1440ドット)となる。

「3DMark」の「Time Spy」の結果は、9174。CPU性能の高さもあり、なかなか優秀な結果となっていた

 スコアは9174と高めで、こちらの成績も文句なし。十分な性能があり、フルHDだけでなくWQHDでも多くのゲームが快適に遊べるだけの実力を備えている。

 3DMarkにはこれ以外にも、DirectX 11を使用した「Fire Strike」、レイトレーシングテストとなる「Port Royal」といったテストも用意されている。これらの結果をまとめておくので、ほかのパソコンとの比較に役立ててほしい。

3DMarkの結果

 もう少し実ゲームに近いベンチマークとして、人気のMMORPG「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」を試してみよう。

 比較的軽めのテストとなるため、フルHD環境ではまず問題ない。そこで、さらなる高画質で楽しめるかどうかを調べるため、画質設定を「最高品質」、解像度を「3840×2160ドット」(4K)とした場合のスコアをチェックしてみた。

「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」のスコアは、7354。評価は「やや快適」で、4Kでも十分プレーできる実力があることがわかった

 結果は見てのとおりで、評価は「やや快適」。レポートからさらに細かい情報を読み取ると、平均フレームレートが約50fps、最低フレームレートは約31fpsとなっていた。30fps以上あれば支障はないといって差し支えないだけに、4Kでも問題なく遊べるレベルの性能といえる。

 ただし、プレーヤーや敵が集中し、多数のエフェクトが起こるようなシーンでは、わずかにカクツク可能性はある。常に快適にプレーしたいと考えているなら、WQHDへと解像度を落としておくといいだろう。

 もう1つ、重ためなゲームベンチマークとして「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」も試しておこう。こちらは画質を「高品質」、解像度を「2560×1440ドット」(WQHD)としている。

「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」のスコアは6648、評価は「快適」。WQHDであれば問題なくプレーできる性能だ

 フルHDでは余裕があるためWQHDで試したが、このあたりが快適に遊べるギリギリのラインといえそうだ。ちなみに4Kに解像度を上げてみたところ、スコアは3960にまで激減し、評価は「普通」になった。重めのタイトルを快適に遊ぶなら、WQHD以下にしておくのがおすすめだ。

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